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量子力学の6つのルール④

【パラレルワールドは存在する】

これはパラレルワールドが存在しているという
「多世界解釈」についての話しになります。
昨日、書いた光の速度を超えているという
「量子もつれ」の話しと似ています。
イメージとしては箱の中に間仕切りがしてあり
それぞれの部屋に素粒子が入っています。
その電子は人間が観察するまで波上に存在しているので
人間が観察するまではどちらの部屋に入っているかは
分からないということになります。
実際に目で見える『俺、私、僕』たちの世界では
観察した時に左の部屋ボールが入っていたとします。
そうすると
もとも右の部屋には最初からボールは入っていなかったと
考えるのが常識となりますが量子力学の世界では
電子はもともと左の部屋にも右の部屋にも両方、存在していて
人間が観察をするとどちらかの部屋で場所が確定するということになります。つまり観察した結果、左の部屋から電子は出てきたが
右の部屋の電子も「別の世界」で同時に今も存在しているとしか
考えられないという実験結果になり、これを「多世界解釈」と言います。

まるでもう1つの部屋の中の電子が
他の世界に入ってしまったように見えるのだそうです。
『俺、私、僕』たちの宇宙は無数に存在していて
今日ブログを書いている俺もいれば
ブログを書かない俺も同時に存在するということになります。
そして
そんな世界を観察するとその2つの世界は分断されていて
この2つの世界の中では行き来が出来ないと言われています。

理論上おそらく世界はこのような仕組みで
出来上がっているはずだと言われているのです。

人の意識で宇宙が無限に枝分かれをしていると
いうような話しにも聞こえます。
一人ひとりの意識がそれぞれの世界を
常に作り上げているんだと「遅延選択の実験」を行った
量子物理学者のキャロル・アレイ博士もこう言っています。

ロンドンにあるクイーン・メアリ大学の
クリスホワイト教授はこの世界は
11次元まで存在していると提唱しており
多元宇宙論、すなわちパラレルワールドの
存在が現実味を帯びてきていると言われています。

Googleは現在、汎用性のある日常で使えるような
量子コンピューターの開発を進めていると書きましたが
2018年に発行されたビジネス誌には
量子コンピューターはパラレルワールドで計算していると
書かれていたそうです。これはGoogleがパラレルワールドを
使って量子コンピューターの情報処理をしていますと
言い切っていると同義とも言えます。

現在、使っているコンピューターは0と1どちらかという
バイナリー数列を使って計算していますが
量子コンピューターは0でもあり1でもあると言います。
「量子ビット」を使って計算され素粒子の波でもあり
量子物質でもあるという特徴をコンピューター開発に
応用していることになります。
この量子コンピューターは0でもあり1でもあるという
複数の世界「パラレルワールド」を使って
計算していると言われているということは
今、世間で言われているスピリチュアルと呼ぶものと
科学が融合する時代になってきということになるのです。

明日に続く…

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