コウアクション

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君のための街。

ドンマイ。 残念だったね。 とにかく、おつかれさま。 残念だけど、アナタはよく頑張ったよ。 ホントにホントに、よく頑張った。 よく頑張った。 もう、あとは好きにしていい。 アナタが好きなように過ごしなさい。 飲んでもいいし、食べてもいい。 気の済むまで歩いてもいい、叫んだっていい。 好きなように癒されなさい。 そう。 好きにしていい。 酒も、飯も、街も。 今日だけは、すべて君のものだ。 今日だけはすべて、頑張った君のためにある。 好きにしなさい。 ホントにおつかれさま。

    • じゃない日。

      ラーメンじゃない日がある。 そんな日は、銭湯でもなくて。 酒でも、友達でも、運動でもない。 それは何をやったって、なんか違う日で、 何をやっても、何か足りない。 そんな日。 ただ、それは実はうっすら自分では分かっている日で。 それは、目を背けている日で、 戦わないといけないけど逃げている日。 だからラーメンもそっぽを向くんだろう。 銭湯も酒も。 今日もね、そういう日。 はいはい。わかってますよ。 やりますよやりますよ。 やりますよやりますよやりますよ。 はぁー、だる。

      • 全部ここに。

        基本的には、バイトはマイナスでしょ多分。 芸人で食えたら、最高だよ多分。 ずっと喫茶店にいられたら、すごくなるよ多分。 でも救いはあって。 幸い、バイト中も自分でいられる。 得た経験は全て自分に保存されてる。 得た感情も、アイデアも、動作も、すべて自分の中にある。 ここにある。 そう。 不本意な時も自分。 それもまた辛いけど、救いでもある。

        • 強欲エアコン。

          なんとなくだけど、 扇風機は美しくて、 エアコンは強欲な感じがある。 なんとなく。 羽を回し、空気を動かして、風を作ることで涼しさを生む扇風機と、 大きな機械を使って、空気を冷やして、冷気を送るエアコン。 小さな動きで、そこにあるものを動かすことで幸せを生むのか、 大きな力で、そこにあるものの性質まで変えて幸せを生むのか。 なんかプロテインかステロイドか、みたいな。 扇風機に美しさを感じるところもある。 でも、めちゃくちゃお世話になってるんだけどね、エアコン。 きっと、

        君のための街。

          目で食う。

          全く日本に媚びてない感じのタイ料理屋も、 22時-5時で営業してるラーメン屋も、 ずっと潰れそうな蕎麦屋も、 人気のないところにあるスムージー屋も、 全部行きたい。 全部食べたい。 でも、限りがあるから。 時間に金に胃袋に、限りがあるから。 最近は、通りがかった時に目で食べるようにしてる。 その店の佇まい、出てくる人の表情を見て、目で食べるんだ。 耳で鼻で肌で食べる。 そんな感じ。

          万大栄養素。

          タンパク質をとると筋肉になって、 カルシウムは骨になって、 糖質と脂肪はエネルギーになる。 あの映画はアイデアになって、 銭湯は落ち着きになって、 あの酒は遊びになっている。 そのエールは勇気になって、 その目が励みになって、 その期待が力になる。 すべて僕になっているらしい。 今日の僕は、そうやってできているらしい。 いい日でした。 ありがとうございました。 そして、今日もまた明日の僕になるらしい。 ありがとうございました。

          万大栄養素。

          対 偶然性。

          たとえば、晴れた日はハッピーだけど、雨の日は不機嫌とか。 たとえば、電車で座れたらニコニコだけど、座れなかったらイライラするとか。 たとえば、いいボケが思いついたら天才的だけど、そこまでだったらサッパリとか。 天候、環境、ひらめき。 僕たちはどうしたても偶発的なものの影響を受ける。 自分の機嫌も成果も幸福感も、偶然性に左右される。 だからもう、 すべてはそことの戦いかもなと思う。 雨の日の楽しみ方を見つけるとか。 どれどけ部下がミスしても形にするとか。 運に恵まれなくても

          あった風②

          扉を開けると、窓だけじゃ通らなかった風が通るようになった。 部屋に風が通る。心地よい。 出口が必要だったのだ。 入り口だけじゃ足りなかったのだ。 今日は、久しぶりに部屋を出てみた。 そこには、ただ風があった。 右から左から。前から後ろから。 部屋とは違う風が、ただそこあった。 久しぶりに、少し歩いてみた。 久々の運動は大変だが、追い風が助けてくれた。 部屋にいた時はなかった風が、僕を前に進めてくれる。 向かい風も受けた。 おかげで進むのに苦労するが、その疲労は、間違いな

          やせるということ②

          やせるということは、1人だけ飲まないこと。 早めに会話を切り上げること。 それは別に、そう思う。 それは厳しすぎると、そう思う。 とりあえず、振り返ってみた。 たしかにそこには、飲むべき酒があった。 たしかに。 でも、そこには飲まなくてもいい酒もあった。 意外と寝ていい夜もあった。 そういえば、走れる朝もあった。 今まであまり自分じゃなかった時間を、少しずつ自分にする感じ。 純度の低かった自分を、濃い自分に置き換えて、徐々に最強の自分にしていく。 そういうことなのかも。

          やせるということ②

          やせるということ。

          やせるってことは、食べる量を減らすこと... ではない。 お酒の量を減らすこと... でもない。 やせるってことは、飲み屋で目の前にある山芋鉄板焼きに手を伸ばさないってこと。 周りのみんなが食べてる中、1人だけ手をつけないということ。 そして、やせるってことは、やっと仕事から解放された自分に今度はビールの本数の縛りを課すことであって、食べないことでも飲まないことでもないんだ。 ないんだ。 だから、やせるってことは運動量を増やすことでもないし、睡眠時間を増やすことでもない。

          やせるということ。

          裏切りの焼肉

          焼肉屋の前を通った。 その店先の看板がすごく良かった。 そこに映るお肉がすごく美味しそうだったから。 見てるだけで元気をもらえたから。 別に食べなくても幸せにしてくれるなんて、やはり焼肉は素晴らしい、そう思ったんだ。 でも時間が経つにつれ、その焼肉が牙を剥きはじめる。 あんなに美味そうなものを、なんで自分は食べられてないんだ?! 手に入れられないんだ?!って。 自分の至らなさを、力のなさを突きつけてくる。 焼肉。 それは人を狂わせる。 この世界はとんでもないものを生み出し

          カッコいい僕は。

          カッコいい僕は夜食なんか食べないし、 片付けも得意。 ボタンが外れてもすぐにつけるし、 毎日身体も動かすんだ。 カッコいい僕は。 カッコいい僕は。 カッコいい僕は良い酔い方ができて、 飲んだ翌日もスッと起きて、喫茶店に行くんだ。 いつも紳士的で、 イライラすることなく、 折り畳み傘も常に持ち歩いてる。 カッコいい僕は。 カッコいい僕は。 まあ、まだ見たことないんだけどね。 だから、いつかの話。 いつの日かきっとの話。

          カッコいい僕は。

          どう映る?

          銭湯。 露天エリアのベンチに1人座っていたら、 小さな子が来た。 3.4才くらいだろうか。 親に連れられて。 はじめて来たのだろう。 その景色、お湯、空気、その全てに嬉々としている。 気になる。 君の目にこの世界はどう映るんだろうかと。 どう見えるんだろうかと。 一通り落ち着いてから、僕に気づいた。 僕をじっと見つめている。 純粋な目で。まっすぐ。 気になる。 君の目にこの僕はどう映るんだろうか。 どう見えているんだろうか。 ステージではなく、 服も着ず、 素の姿でいる

          なれなかったアナタは。

          なれなかったあなたは、これからどうするんですか? 街を変えるリーダーになると手をあげて、でも叶わなかった。 そんなあなた方は、これからどうするんですか? どうするんですか? 切り替えて、もとの仕事に戻るんですか? リーダーとはまた違った立場で、街を変えるんですか? まだ戦いますか?戦えますか? もし、 戦うアナタが見えなかったら、 見つけられなかったら、 それは僕が見ようとしなかったからですか? 見つけられなかったからですか? どうなんですか?

          なれなかったアナタは。

          それは君で。

          君が褒めた曲のセンスは、すべて友から教わったもので。 感謝されたあの気遣いは、前に祖母から貰ったもので。 オシャレと言われたこの服だって、先輩からの贈り物で。 こうして言葉を尽くせているのも、伝えたい相手がそこにいるから。 だから、それは僕じゃなくて。 友で、祖母で、誰かや君で。 勇気や強さや愛があるなら、 それは、別に僕のじゃないんだ。

          暴力8H。

          「健康のためには8時間睡眠を...」なんて、ずいぶん暴力的な物言いだよ。 なんか映画を見たい夜ってあるじゃない。 夜中のドライブだって素敵じゃない。 友達から誘われたら飲み行きたいじゃない。 「明日、早番なんだぞ」って言いながら飲む酒がいいんじゃないか。 そこでしか話せない話があるんじゃないか。 あるんじゃないか。 まぁ眠いけどね。 眠い。