裏切りの焼肉
焼肉屋の前を通った。
その店先の看板がすごく良かった。
そこに映るお肉がすごく美味しそうだったから。
見てるだけで元気をもらえたから。
別に食べなくても幸せにしてくれるなんて、やはり焼肉は素晴らしい、そう思ったんだ。
でも時間が経つにつれ、その焼肉が牙を剥きはじめる。
あんなに美味そうなものを、なんで自分は食べられてないんだ?!
手に入れられないんだ?!って。
自分の至らなさを、力のなさを突きつけてくる。
焼肉。
それは人を狂わせる。
この世界はとんでもないものを生み出してしまったようだ。
そんな世界を変えるために僕は戦っているとか、戦っていないとか。
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