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駆け出しライター、もくもく会を開催する

12/10(木)・12(土)、私はSHElikes(以下、SHE)でライティングに興味がある方を対象に、「自主企画ライターもくもく会」を開催した。

もくもく会とは、同じ時間に集まって持ち寄った作業を進めたり、勉強したりする会のこと。

「自主企画」とつけるとライティングに詳しい人のようだが、実際の私は新参者。SHEに入会して2か月、ライターとしては1か月が過ぎたところだ(細々と副業)。駆け出しライターの私は、単なる思いつきで開催を宣言してしまった。

不安だった半面、開催してみたら案外楽しめて、嬉しい言葉も続々と届いた。

新参者でもgiveできるのかな。そう感じたので、今後の自分と誰かの一歩のために、今回の経緯を記録しておこうと思う。


開催のきっかけ

開催のきっかけは、私がエッセイ講座に応募したのをTwitterでつぶやいたことだった。ライトに意気込んだだけのつもりが、私史上最大の8人の方からコメントをいただいた。

「こあさん…!私も急いで申し込んだ…!」
「私も便乗しちゃいました」
「シェアありがとうございます!いつもこあさんのツイートからやる気をいただいています」
「こあさんのシェアいつもためになります」

(コメント一部抜粋)


……ん?
私、何か有益なことをつぶやいていたっけ??

Twitterは基本、勉強進捗&考えの整理&情報収集に使っている。誰かのためを思って、つぶやいた意識はあまりなかった。

ちなみにシーメイトさん(SHE受講生の総称)とは、頻繁に交流していたとも言えない。地方に住んでいるのでSHEの拠点には行けないし、プライベートでお会いしたことももちろんない。8人という反響でも正直身震いした。笑


と同時に、少し引っかかったことがある。

「ひょっとして、みんな勉強するきっかけを探してる?」

1人の時間を捻出するのがむずかしい人も、捻出できてもLINEの通知が気になったり、部屋のホコリが気になったり、推しのDVDが観たくなったりする人もいるだろう(全て私)。「勉強しよう」と思うのも、「勉強する時間を確保する」のも、とても至難の業ではないか。

日々時間づくりに取り組んでいるみなさん、本当に自分を褒めて……。


「じゃあ、」と。きっかけを探しているなら作ってしまおうかな。何より私が勉強したいし。こうして見切り発車で発信したのだった。


開催するまで

さて、問題は「どのように開催するか」。発信したあと急に不安になった。

・日時は?
・使用ツールは?
・やる方法は?
・雑談で話す内容は?


個人的に相談したり、Twitterにつぶやいて助けを求めたり。ありがたいことに、「私にできることがあれば!」と話を聞いてくださる方ばかりだった。優しい世界だ……泣。


実は発信した直後、私は執筆のやる気を失っていて、何をやるにも上の空だった。ちょっとだけ、見切り発車したのを後悔していた。

シーメイトさんの温かさに触れた私は、少し気持ちを持ち直して、開催宣言をすることができた。


開催してみると

開催してみると、いいことづくしで驚いた。

・同じ分野でがんばる仲間と出会える
・悩みを共有できて安心する
・自然に集中できる
・何より私の作業が捗る(!)


1回目は作業しながら、ざっくばらんに情報交換。2回目は人数が多かったため、45分作業‐15分休憩(作業を続行してもOK)と時間を決めて開催。2日間で10人以上に参加いただいた。「参加したかった!」と言ってくださった方を含めると、15名くらい。

本当にありがとうございます!!


もくもく会は想像以上にメリハリがついて、雑談も盛り上がった。勉強は1人でがんばるタイプだったけど、たまには仲間とやるのもいいな。素直にそう思えた。


嬉しいことに、実施後は参加者の皆さんがnote、standfm、Twitterと好きなプラットフォームで感想を発信してくださった。終了後には、参加者さん同士でもくもくを続行したり、「あのときの○○さん!」と、かつての繋がりを継続できたりと、思わぬ副産物もあった。

思いがけないことは更に続く。「こあさんに聞きたいことがあって!」と私個人に声をかけてくださった方がいた。相談相手になれた事実より、相談したいと思えるほど近い存在になれたのが嬉しかった。


<みなさんの感想の続き>


開催した今、思うこと

ライターとして駆け出した私は、スキルを教えられない。今回の企画も場をつくるだけで、何かをgiveしようという考えすらなかった。

一方で反響をいただいた今、こんなことを思っている。

「場をつくること」そのものが、giveだったのかもしれない


だったら誰でもできる。勉強を始めたばかりは特に、「私は何もできない」と思いがちだが、今できることを今できる範囲でやればいいんだと思った。

それはたぶん、書くことにも、デザインすることにも、企画することにも、Twitterでつぶやくことにも、全てに通ずる。


何より私自身、できる範囲で開催しただけなのにとっても楽しかった。
これからもまずは発信してみよう。


シーメイト限定ライターもくもく会は、年内まで細々と開催します。時間が合えばふらっとお立ち寄りください~!(詳細は私のTwitterで)

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