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「半袖短パンがちょっとキツい」あなた、リネンの長袖シャツはいかが?

暑さを凌ぐため、半袖短パンで過ごしたい。でも「ザ、休日のオトン・オカン」的なビジュアルには少し抵抗がある。。
そんな方に是非試して欲しいのが「リネンの長袖シャツ」です。体感温度は半袖短パン並(時にはもっと涼しいことも?)、ビジュアルは上手く纏まる、そんなハイブリッドな存在です。

夏の悩み

私、アラフォー2児の父でございます。それこそ10代の頃は、夏になると何も考えずに半袖短パンで過ごしていました。解放感に溢れ、思う存分季節を感じることができる。それが、半袖短パン。

しかし難点もあるのです。

まず、身に纏うものが少なくなり「素材そのもの」、つまり着る人の特徴がモロに出ることが一つ。そしてシンプルが故に子どもっぽく見えたり、逆にオッサンぽく見えたり。

ちろんこれが似合うナイスミドルもいますが、自分は違う。

若い頃と比べて体形も変わる。「ザ、休日のお父さん」然としたビジュアルになってしまうのが難点でした。

半袖短パンで格好良く過ごせたのは若さの特権かな、とも思う今日この頃です。

リネンシャツ(長袖)との出会い

5年ほど前、沖縄旅行を目前に、車の運転で腕がじりじりと太陽に焦がされるのが嫌で「薄くて涼しい長袖」を探していた時のことです。

ふと入った無印のお店で見たリネンシャツ(白)は、まさに私のニーズにピッタリでした。

羽織ってみると、ヘンプなどに特有のザラザラ感はなく、サラッとした肌触りが心地よい。そして不思議なことに、半袖よりも風を感じる。涼しいじゃないか。

何より、見た目に効果がありました。半袖短パンの「ザ、休日のお父さん」も、この長袖リネンシャツを羽織るだけで何だかバランスが取れ、良い雰囲気に。

それ以来、長袖リネンと短パンがマイスタンダードになりました。無印とユニクロでちょこちょこと買い足し、今では6枚持っています。

モノトーンだけでなく、黄色や赤など「少し派手かな」と思う色も、リネンのざっくりとした素材感で中和されるのか、案外違和感なく着れるので重宝しています。

↓イメージ(ユニクロのサイトより。記事のトップ画像もこれ)

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長袖リネンと短パンの組み合わせが最も力を発揮する場所。それは、海です。

家の近くに海があり、海水浴ではなく「海で遊ぶ」のに出かける機会が多いのですが、ほぼ100%この恰好です。

日差しから肌を守ってくれるし、膝までジャブジャブ海に入れる。何より「海とリネン」て相性抜群だと思いませんか? 

リネンとは

では、そのリネンとは何者なのか。ちょっぴり調べてみました。

「フラックス」という植物から作られる麻の一種で、なんと紀元前8000年ごろから使われ、「人類最古の繊維」と呼ばれることもあるとか。凄い歴史だ。。

機能性にも優れ、高い吸水性、速乾性を誇ります。それに凄く丈夫で、長持ちします。私が5年以上前に買ったやつも、しっかり現役です。

ただ、そんなリネンにも難点が。

まず、シワになり易い。洗濯の時に油断すると、ひび割れた大地かのようにシワが刻まれます。そして、その形状をしぶとく維持します。

「洗いざらしでサラッと」なんてレベルではなく、「ちょっと外では着れないな」くらいになるのでご注意を。干す時はパンパン叩いてあげましょう。

また、子供と走り回って汗ダクになると、さすがのリネンも吸水・速乾性能が追い付かず、体にペッタリとくっつきます。

元々薄い素材なので色が透けて、着ている本人も、傍から見てる人にとっても、ちょっと残念な気持ちになります。

リネンは着る人を選ばない

と、色々と語りましたが、私が感じるリネンの最大の魅力的、それは「アジ」です。

天然素材であるリネンは化繊にはない「アジ」がある。

そしてその「アジ」は、オッサンオバサン、むしろじいちゃんばあちゃんの醸し出す「アジ」に通じるところがある気がする。

これからの人生、相棒のリネンたちの味出しと共に、自分も「海とリネン」が似合う、味のあるじいちゃんになってやろうではないか。

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長袖リネンに焦点を当てましたが、半袖でもパンツでも帽子でも、自分の好みに合わせたリネンを選べば良いと思います。

皆さんも、リネンを試してみてはいかがでしょうか。


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