香水でモテたい

近頃「ドールチェアーンドガバーナァ～」が頭から離れません。大ヒットしている瑛人さんの「香水」の影響で、一時期ドルガバの香水が店頭から無くなったそうです。

短期間にこれだけ香水という単語を浴び続けるのは人生初で、脳はすっかり乗っ取られ、香水について語りたい！となり投稿した次第です。

始まりは20年以上前、中学生の時にモテたい一心で香水を買いました。といってもコンビニに売っている通称「コンビニ香水」で、1000円くらいのもの。適切な量なんて分からず、とにかくシュッシュと振りまいていたのを思い出します。

それから1年くらいするとコンビニ香水では飽き足らなくなり、資生堂のメンズ香水をゲットしました。香りが長持ちするし、周りと被らないのが嬉しくて、それを機にどんどんハマっていきました。当時は「サムライ」「ウルトラマリン」「スカルプチャー」などが大人気だったなあ。

大人になってからもちょこちょこ買い足しているのですが、自分でも意外だったのは学生時代の友人が使っていた香水を欲しくなることです。

例えば、ヤンチャだった友人と夜の公園で待ち合わせた時、彼がこれでもか、というほど漂わせていたのは、若さが炸裂して全く制御できない彼のキャラクターを象徴するようなクセのある香りでした。

当時の私は「匂いが強すぎる！」と思ってましたが、空港の免税店でふとその香りと再会した途端に当時のヒリヒリするような感覚が蘇り、気付けば買っていました。

今持っている4本のうち、2本は友人が使っていたものです。当時は何とも思っていなかったはずなのに、気付かぬうちに憧れていたんですね。

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今でも平日は毎日香水を付けています。オッサンなのでモテようとかではなく、自分だけに香るようささやかに付けています。

ルーティンとして、着替えを終えて腕時計をする前に洗面所でシュッとします。

すると4歳の娘が「お仕事のにおいつけて～」と私の手首に自分の手首を擦り付けに来ます。香りを嗅いでは「いいにおい～」とご満悦な様子。

改めて考えると、中学生時代に女の子にモテようと付け始めた香水ですが、今は娘にモテるために付けているのかもしれません。成長してるんだか、してないんだか。

これからも、自分と娘が楽しめる香りを纏っていたいですね。

※素敵なトップ画像はみんなのフォトギャラリーより茨城のカメラマン仲居さんの作品です、ありがとうございます！！