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菅新総理はアトキンソン信者!?

以前の記事でも取り上げたが、菅新総理が中小企業再編に意欲的なのは、デービッド・アトキンソン氏の意見が反映されているらしい。道理で論調がすごく似ているなと思った。

私もアトキンソン氏の本を読んだが、別に彼は中小企業だから悪いと言っている訳ではない。ただ、高度経済成長時代から続く中小企業保護政策が、先端技術を積極的に取り入れて生産性を高める意欲を結果としてむしろ削いでおり、安い労働力に頼って安住しようとする傾向を生んでいることが多いのを批判しているのだと理解した。

中小企業を潰すとかいうことではなく、中小企業の足腰を強くすることが目的だと思う。

しかしこういった構造改革は痛みを伴うものだ。結果的には潰れるところも出てくるだろう。

様々な抵抗も恐らくある中で、腰を据えて改革に取り組むためには、総選挙に勝利し、4年間のフリーハンドを得なければ難しいだろう。

私は早い時期に勝負に出ると予想しているが、菅新総理の勝負勘が注目されるところだ。


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