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【日記】それは誰がやるのか?(2011/11/2)

「人間は人生の意味を責任感を通して見つけるものなのです」
(ジョーダン・ピーターソン 1962- 臨床心理学者)

11月2日火曜日、晴れ。
11月に入り、9月に逆戻りしたかのような陽気だ。このくらいの気候は嬉しい、贅沢、しかし長くは続かない。そういうもんだ。

「誰かやりたい人いますか?」
小学校から高校まで、学校のクラスでは必ずこの件が発生する。
学級委員長、書記、議長、生徒会長、応援団etc...

私は、その度に手を挙げることが多かった。
自分が責任感を持って何かに取り組みたいわけではない。
ただ、その沈黙が嫌いなのだ。沈黙の中に溶けていく時間ももったいない。
本当は、もっと話が面白くて、頭が切れて、人気があるやつがやった方が盛り上がるのだ。

社会人になってからもそうだった。
「このグループでリーダーやる人いますか?」とか「飲み会とか開きたいね~」とか、そんな話を聞くと、思わず手を挙げてしまったり幹事を名乗り出てしまう。
社会人になれば、そんな経験も人脈を形成したり、上司と触れ合う機会になるので、意図的に行なうところもあるが。

昨日は学校の勉強会が夜に行われた。
仕事から家に戻ることが出来ず、結局仕事場で参加することにした。
テーマは自業界のKSFとバリューチェーン。
私の業界では、3つのKSFが必要であると解釈した。

①認知度が高い(同業他社との違いが知られている)
②売上獲得のチャネルが多い
③"戦略はあれこれやらない" "従業員が止めない"

社名は伏せているので、これ以上深くは話せないのだが、そのうえで業界のバリューチェーンだ。

〇〇→△△→購買→物流→マーケティング→販売・サービス

こちらも、〇〇と△△は業界に肝なので伏せておく。

次に、KSFとバリューチェーンがつながっているか?バリューチェーンがKSFを満たすための打ち手になっているかを確認していく。

自社であれば、〇〇、△△、マーケティング、販売・サービスによってKSFの①②③がほぼ達成されている。素晴らしいじゃないか!

しかしながら、一点気になったことがある。
それは、"従業員が止めない"というKSFを満たすために活動するのがどこか?ということである。
現在、それは現場に全て委ねられている。もちろんそうなんだけど、それだけで本当に良いのか?
他のKSFに関しては、バリューチェーン上の複数でカバーしてるけど。

あー、こうなればやはり自分でやるしかないのか。
会社に提案するのか、自分の身の回りからやるのか、方法はさておきだが、構造に気づいたのだからやるしかない。

このようにして、また仕事が増えていく。

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