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捨てた後悔

私は中学のときの美術の授業で作品をたくさん描いたスケッチブックを母に捨てていいか聞かれたときに、「取っておいてほしい」なんて言ったら格好悪いかなと思って「捨てていいよ」と言ってしまったことを8年近く経った今になって後悔している。
図鑑を見て描いたうさぎのスケッチ、結構自信あったし、自分でも上手いなと思った。
提出するときに私の絵を覗き込んで「やばいな」と言ってくれた男の子がいたなあとか思ったり。
球体の光と影すごくこだわって描いたなあとか、
コンパスのスケッチ楽しかったなとか。
ないから思い出しちゃうのかもしれない。
A +の評価もらえて嬉しかった。

美術の先生と仲良くなれて、レオ・レオニの原画展のチラシを付箋付きで担任の先生経由でもらったこと、今でも覚えてる。

あー

私の水色のスケッチブック。どこ行っちゃったの。
今見たら、思ってたより下手だったってことがあるかも知れないし、やっぱり上手だったかもしれない。
でもないから分からない。
母は悪くないけど、もし将来子どもがいたら、子どもの作品は暫く取っておくことにしようと思う。
いや、母は悪くない、と言い切りたいところではあるが美大勧めてくれた割に何でスケッチブック捨てちゃったんだよ、という怒りの気持ちは5%くらい、ある。

何か涙が出そうになってしまっているのでした。
文章にして消化。

この前初挑戦してみた、ポーリングアートを添えて。
(100均で自宅でできたよ)

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