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自己紹介/清水淳司

こんにちは。
株式会社ナレッジラボ(マネーフォワードグループ)でバックオフィス業務に携わっているコーポレートディビジョン責任者/執行役員の清水淳司(しみずあつし)と申します。
わたしの経歴を4つの転機と交え、仕事をするにあたって大切にしている考えを記したいと思います。

経歴

大学卒業後、公認会計士試験に挑戦。試験合格後、監査法人に入って監査業務に携わるという、公認会計士として一般的なキャリアをスタートしました。

幼少の頃から、そろばん・算数・数学が大好きで、試験勉強中から「会計を通じて世の中の役に立ちたい!」という思いがどんどん大きくなり、「数字に関わることができる仕事は天職だ!」それは今も変わりません。

転機① 課題の本質を追求する

監査法人時代、組織再編会計を中心に、監査法人内に集まる専門性の高い会計相談を受けるという特殊な業務に携わっていた時期があり、たくさんの実務に触れる機会をいただきました。
M&Aの世界は、M&Aで実現したい事業戦略から始まり、それを実行するためのスキーム、企業価値の考え方、法務や税務上の対応、そして会計処理と幅広く、会計を知っているだけでは、太刀打ちできない状況でした。

「会計処理を検証する前に、ビジネスをそもそも理解できているか?」
「会社を取り巻く環境、事業戦略、ステークホルダーの整理できているか?」

当時の上司から何度も問われ続けた言葉です。

数字に潜む課題の本質を追求するためには、会計に詳しければ良いわけではなく、背景にあるビジネスの本質を追求することの重要性を学ぶことができた大きな転機でした。

数字を極めたいのであれば、ビジネスの本質を追求せよ!

転機② めっちゃチームプレイ!

また、監査法人時代に、グローバル展開する大企業の監査チームの責任者(わたしが所属していた監査法人では主任と言っていました)を任せていただきました。
「全てのプロマネを自分が中心となって解決する!」と意気込みましたが、上手くいかないことが続きました。

そんな中、世界各国のメンバーが参加するグローバル会議というイベントがありました。英語が得意でなかったわたしは、このプロマネを英語が得意な同僚にお願いせざるを得ませんでした。そして、このイベントは大成功をおさめました。

「大きな仕事になればなるほど、自分の知識や経験だけでは対応できるわけない。足りない部分を得意な人に任せ、あとはちゃんと目が行き届くようにレポートラインを整えただけ」

同僚からいただいたこの言葉をきっかけに、「自分の力でなんでもかんでも物事を進めるスタイル」から、「チームメンバーの力を信じて頼るスタイル」への転換を決心しました。

行動を意識的に変えながら、組織作り・仕組み作りに取り組んだ結果、少しずつ物事が上手く進むようになり、クライアントの皆様にも少しずつ信頼いただき、何とか4年間務め上げることができました。

常に謙虚な姿勢で自分を見つめ直し、チームプレイを大切にすることによって、組織つくりや仕組み化を進めていくことの大切さを学ぶことができた大きな転機でした。

仲間の力を最大限発揮できるようなチームプレイが大切!

転機③ プロとしてこだわり抜く

そして、監査法人でのキャリア形成の中で、次のステージに進むため、「5年後、10年後のありたい姿」について考える機会をいただきました。監査法人での仕事も充実していましたし、周りにも恵まれ、一切不満はなかったのですが、

「5年後、10年後、どうありたいか?」

これを言語化するために、真剣に向き合って考えたとき、「会計を通じてもっと世の中の役に立ちたい」という会計士を目指しだした頃の思いが溢れてきました。

「会計を通じて世の中の役に立つ方法は監査業務以外にもあるのではないか?」

既に監査法人を飛び出して活躍している人が周りにたくさんいたので、いろいろな方とお話しました。そんな中、20年来のお付き合いがあり、大学・会計士の先輩でもあった国見さんと話す機会がありました。

お話していく中で、ナレッジラボで「予算管理をベースにSaaSビジネスとコンサルの力を掛け合わせ、世の中の経営に役に立ちたい!」という国見さんの熱い思いにだんだん惹かれるようになりました。

と、同時に「よりたくさんの人に会計の魅力を伝え、世の中の役に立ちたい」という思いを成し遂げるため、ナレッジラボで挑戦したいという思いが日に日に強くなり、2023年5月にナレッジラボにジョインさせていただきました。

自分が成し遂げたいことを大切にして、プロとしてこだわり抜きたい!

転機④ 矛盾に向き合う

そして、今、ナレッジラボで、バックオフィス業務を中心に経営にも携わらせていただいています。事業を立ち上げて、成長させていくことは本当に難しいと日々感じている中で、一番大切にしていることは「矛盾に向き合うこと」です。

「矛盾に向き合う」とは?

例えば、事業計画を策定する場面。

  • 数字を検討する際に、「客観的でディフェンシブな数字」を置くべきか、「戦略を後押しするためオフェンシブな数字」を置くべきか。

  • ナレッジラボの成長につながるのか戦略なのかどうかを考える際に、「NO」と言うべきか、「YES」を後押しするべきか。

  • 意思決定にかける時間について、「スピード」を追求していくべきか、「慎重な対応」をすべきか。

事業計画に限らず、ビジネスの現場は、「矛盾という難題を抱えながら、適切な意思決定が求められることの連続だ」と実感しています。

「意思決定の判断軸の一つとして数字があり、そして、バックオフィスチームが、経営判断に役立つような情報を提供しながら、ナレッジラボをリードしていること」

これが、今のわたしの夢であり、実現したいことです。

徹底的に矛盾と向き合うことで、ナレッジラボの成長を加速していきたい!

矛盾に向き合った先にはたくさんのヒトを笑顔があると信じています。
バックオフィス業務を通じて、笑顔に溢れる世界を一緒に作って行きましょう!

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