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なぜ福祉に興味を持ったのか。


こんにちは。みなさんお疲れ様です。
昨日から投稿を始め、できる限りアウトプットしていこうと思い、本日も投稿してみます。前回、自己紹介ですこーしだけ触れた大学で学んでいることについて。私は、社会福祉を学んでいる、ということをちょろっと、本当ににちょろっと書いたのですが、なぜ、社会福祉について学ぼうと思ったのか、福祉に興味を持ったのかについて書いていきます。

福祉に興味を持ったきっかけ

1望まない妊娠をした女性の存在を知った

とあるドキュメンタリーで、予期せぬ妊娠望まない妊娠をした女性を出産までサポートする支援団体が特集されていたのをたまたま見たことで、妊娠が必ずしも喜ばしいものであるとは限らないことを知りました。女性たちのこれまで生きてきた環境や、妊娠の背景を知り、その衝撃が忘れられなかったのです。なぜ、望まない妊娠が存在するのか、なぜ彼女たちはこのような結果に至ったのか、彼女たちの思いはどのようなものなのか。しばらく考えたり、調べたりしていました。

2ドラマ『コウノドリ』シーズン1の第1話

産婦人科で起きるさまざまな出来事を描いた物語で、医療系のドラマに夢中になっていた私は、この作品にもくぎ付けでした。シーズン1の第1話は、特定妊婦について。妊娠したものの、人との関係性や経済的な事情など、複合的な課題を抱えていることから、一度も検診に行くことなく出産を迎えた妊婦の飛び込み出産が描かれていました。望まない妊娠についてすでに関心を持っていた私は、この話に心を奪われました。望まない妊娠への関心が強まると同時に、このような女性を医療現場ではどのように対応するのかに注目しました。すると、支援を専門とする医療ソーシャルワーカーが現れたのです。しかも、憧れの白衣を着ていた!(医療ソーシャルワーカーは必ずしも白衣を着るわけではありません。)少し話がそれました。医療ソーシャルワーカーとは、簡単に説明すると、障害や疾病により生活が変化したり、医療費が支払えないといった経済的な課題を抱えてしまった方を様々な制度やサービスを紹介し、支援するお仕事です。医療現場において医療だけでは解決できない患者さんの生活に寄り添っています。医療ソーシャルワーカーという仕事を知ったことで、望まない妊娠をした女性の支援に携わることができる道があることを知りました。ここから私は、医療ソーシャルワーカーになるためにどうすれば良いかを調べまくるようになります。

3誰もが福祉を必要とすることを知った

「福祉」と聞いて想像するものは何ですか。多くの人が思い浮かぶのは、高齢や障害、保育の分野なのではないでしょうか。私もそうでした。ですが、福祉は、児童(虐待、登校拒否)、母子(DV、虐待、養育困難)、女性(DV、性被害)、地域、生活困窮者、犯罪、司法といった分野もあり、多岐にわたって福祉が関わることを示しています。そして、誰がいつどうなるかは誰にもわからないのです。もしかしたら明日、交通事故で身体に障がいを持つことになるかもしれない。もしかしたら来週、急に仕事がなくなるかもしれない。つまるところ、福祉は特定の誰かのためのものではなく、この社会に生きるすべての人にとって必要なものであるということ。ここに魅力を感じました。

まとめ

私が福祉に興味を持った背景は、主にこの3つです。福祉と言うと、高齢者支援、とりわけ介護職を目指していると思われがちなのですが、福祉っていろいろあるんです。(高齢者福祉に注目が集まりやすいのは確かですし、高齢者福祉にも魅力があります。)全ての人にかかわるはずなのに、あまり知られていないのは、少し悲しい。ですが、人々の暮らしに欠かせないものであることは確かです。社会福祉を学ぶと、社会の構造や人と環境の相互作用、いろいろな人生を知ることができ、とてもおもしろいです。ちなみに私は、中高と得意科目は英語、国際交流の活動も積極的に行い、英語圏へのホームステイの経験もあります。そのため、高校の先生方には、「大学で国際や英語を学ばなくてよいのか。」と何度も確認されましたし、福祉を学びたい旨を伝えた際は驚かれました。学問として何を学びたいのかと教養として何をしたいかは別物。大学や学部選びの参考にどうぞ。そして、多くの人が福祉とは何かを考えるきっかけが社会に幅広く生まれますように。


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