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44. 全国通訳案内士~一次試験(地理)~合格点突破方法に関する考察

 本年8月18日(日)、全国通訳案内士一次試験が行われました。

 私も何度か挑戦していますが、いつも一次試験(地理)で合格点(7割)を突破できませんでした。

 今回の試験は、ネット上にある解答速報を参考にしたところ、なんとか、ギリギリで7割を超えることができました。 
 
 私は今まで、ネットで見かける一次試験(地理)突破の体験談を読んで、どうしたら7割以上の点数が取れるのか疑問を持っていました。

 今回は、ギリギリ突破の実態をご披露し、かつての私が感じていた疑問に自ら解答を示したいと思います。

1.誤答

 まずは、間違えた問題と、間違えた理由を記します。

9:④両毛(知らん)
11:③銘仙(聞いたことない)
14:③宗祇水(初めて聞いた)
15:③水舟(見たことも聞いたこともない)
16:④大王崎(消去法でもたどり着けなかった)
18:②近畿日本鉄道(伊勢鉄道って選んでしまった)
25:①青海島(知らんがな)
26:①柏島(勉強になりました)

 以上、マイナス27点でした。

 カッコ内のコメントのとおり、間違えた問題は知識がなかったものでした。
 そして、手元の参考書はもちろん、(記憶が正確であれば)過去問でも出題されたことのない地名でした。

2.正答

 それでは、正解した問題は全て知識があったのか。

 いいえ、ありません。

 勘が冴えて当たっただけです。

 札幌市内を流れる川(創成川)、山形県花(ベニバナ)、農業用水の流れる商店街(七日町)など、初めて知る知識が数問ありました。

 もちろん、過去問、参考書(資料)でも見たことのない地名・知識でした。

 もし、勘が外れていたなら…。

 また残念な思いをするところでした。

3.感想

 勘、とは言えど、ひょっとしたら、過去にどこかで何ならかの機会に学んだことがあったのかもしれません。

 暗黙知として脳の片隅にあった知識がわき上がってきただけかもしれません。

 この理由については、試験が順調に進んだ時に、自身の学習内容とともに顧みて分析してみたいと思います。

 これまでの試験(地理)で合格点を超えられなかったとき、出題内容に対して釈然としない気持ちを持ちました。

 果たして多くの外国人が訪問するような場所なのか、ガイドするうえで必要なのか、出題の意図がわからずモヤモヤしました。

 今回は偶然正解できた問題も、初めて聞く地名がありました。

 敢えて地理で不合格者を出すことで、国内旅行業務取扱主任者試験取得に誘導しようとしているのではないかとも考えたりしたこともあります。

 ハロー通訳アカデミーの植山先生は「試験免除を取るルートが最短!」とブログ内でおっしゃっておられました。

 本当にそうだと思います。

 とにかく。

 今回受検された皆様お疲れさまでした。

 ここまで記したとおり、自己採点で7割超えている私で勘に頼る有様です。

 今後、気が向けば、備忘録代わりに、思い出として勉強法や取り扱った教材について記すかもしれません。

 その際、お時間あれば一読いただければ幸いです。