42.【書評】英語教育への洞察を深められる書(『英語ヒエラルキー』佐々木テレサ、福島青史・光文社新書、2024年)
1.購入の動機 noteの自己紹介で述べましたが、私は、高校での英語と大学に入学してからの英語への次元の違いに愕然とした経験があります。
明治時代の高等教育を受けた人々は英語で教育を受け、高い英語の能力を有していたという書籍に影響を受け、「それなら俺も英語で教育を受けられる環境に身を置きたい!」と思ったものです。
そんなボヤキを慕っていた大学の英語の先生に「地方にも英語で授業を行っている大学がある。そんな大学に興味がある。」と漏らしたところ、その先生はこう教えてくれました