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勉強ってなんでするの?

こんにちは!KnockeLearn 副代表の倉本です。
先日は「副業としての講師」というテーマで記事を書きました。

今回は誰でも一度は疑問に思うであろう「勉強ってなんでするの?」というテーマについて私なりの考えをお話しできたらなと思います。学生の方だけでなく、社会人の方にも通ずる内容があるかと思いますので是非読んで頂けたらなと思います。

目次
1.そもそも勉強って何?
2.勉強ができる人とは?
3.「手段としての勉強」

1.そもそも勉強って何?


勉強というと「机の上でカリカリ」「学校でするもの」というようなイメージが大きいと思います。そして難しいもの、めんどくさいものというイメージが強いのではないでしょうか。
私も大学生まではそのような考えでした。
しかし社会人になり、その考えは大きく変わりました。

様々な分野がつながるという実感が湧いたからです。

今まで点で学習していた知識が社会に出ると線となりやがて面になっていきます。

例えば社内で見積を作成するとき、「ここの文言って精算?清算?」(国語)「この数字で割り切れる金額は…」(数学)「ここを割引するよりもここの金額を下げてた方が他社よりも有利に立てるな…」(心理学)などなど。見知らぬうちに子供の頃から少しずつ勉強した知識や経験をアウトプットしているのです。

勉強って簡単にいうと「脳の筋トレ」なのかなと思います。筋トレだって始めたその日から筋肉ムキムキになるなんてことはないですよね。継続して行うからこそ知らぬ間に理想の身体になります。

勉強も同じです。
勉強しているその時はすぐに効果が出なくても、いずれ必ずその成果は自分の武器に変わります。勉強の怖いところは「知らないということを知れない」ということです。さっきの例でいくと、素因数分解や公約数などの知識がないと、割り切れる数字を電卓を使って計算することになります。

時間の無駄ですよね。1日の時間は有限です。知識や経験を生かして時短を積み重ねることが大切です。

2.勉強ができる人とは?

大学時代の4年間、40人ほどの高校生へ教科指導や進路指導を行いました。その中で気づいたことは「将来展望の重要性」です。

勉強の進め方や宿題、模試のやり直しなどから「この子勉強ができるな」という子は例外なく、将来何をしたいかが明確でした。

「大学に行って留学をして海外の人とコミュニケーションを取りたい」「スポーツ関連の職に就いて、大好きなスポーツに死ぬまで関わりたい」「おしゃれな大学に行ってモテたい」(ふざけているように見えますがこの生徒さんはD判定だった地方有名私立に5学部合格しました)

どんな目標でも良いと思います。
今していることへの動機が明確になることで、人は力を何倍にも増幅できます。
目標を持つことが最終的に勉強への動機となり、結果勉強ができる、という評価につながるのです。

もう一つの特徴としては「現状分析力」です。

私は講師時代、模試やテストがあるとその日のうちに「どうだったー?」と敢えて抽象的な質問を投げかけていました。
この質問に対して「んーダメだった…」「できた!」と答えた子には他の生徒よりも重点的に現状分析を行なっていました。

一方で「全体的にはできたけど、英語の長文の単語が分からなくて時間が足りなかった」「数学で立式まではできたけど、途中条件書き忘れてて減点な気がする」のように具体的な返答をしてくれる生徒は志望校合格者が多かったです。

がむしゃらに勉強をするだけでは成績は伸びません。
自分の現在の力と目指すところとのギャップ、これを自然と思考することが「勉強ができる人」への近道なのです。目指すところまでの近道を示すのは講師の仕事ですが、今の力を正確に理解するのは講師だけでなく本人の力も必要です。

3.手段としての勉強

これが一番大事なのは考え方なのではないでしょうか。テストでいい点数を取る、志望校に合格する。これらはあくまでも手段です。大切なのはその先に何を見据えるかということ。

でもなかなか中学生や高校生では出会う人の幅も狭いため、将来のことを考えることは難しいです。

そこでそのお手伝いをさせてください。

私たちKnockLearnは講師を社会人に限定し、様々な経験持っている講師陣が在籍しております。
1.「そもそも勉強って何?」2.「勉強ができる人とは?」でもお伝えしましたが、勉強はあくまでも手段。そのため何のために勉強をしているのかという動機(将来展望)を持つことが大切です。

しかし今の日本の学校や塾ではそこまで教えてくれませんし、価値観を広げるために社会人とコミュニケーションを取る機会もありません。

勉強を手段とし、無限に広がる可能性を無駄にしないお手伝いをさせていただきます。
授業内容や進め方、担当講師などはオーダーメイドで可能です。

ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

皆さんとお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

この記事の執筆者


倉本 光希/Kuramoto Koki
福岡県出身。福岡県立城南高校卒業。西南学院大学外国語学部英語専攻卒業。大学時代、ベンチャー企業数社で人事・広報責任者を経験。また大手個別指導塾にて4年間講師を経験。現在は大手旅行会社にて教育営業に従事。
KnockLearn COO。

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