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美術館に行きたくてソワソワしちゃう本「13歳からのアート思考」


なんとなくとっつきにくいイメージのある、アートの世界。私も学生時代の美術は好きなほうではあったけど、実際にそれで生計を立てる人って才能のある一握りの人だよね?あくまで私はそれを鑑賞する側にすぎないよな〜ぐらいに思ってました。

でもたまたま書店で目に留まったこの本。

「13歳からのアート思考」 著者: 末永幸歩
(↓URL貼ってみたけどこれで合ってるのかな)

少し立ち読みしてみたらもう、冒頭からおもしろすぎて心わしづかみ…!レジに直行してました。


ピカソとかモネとか、有名だしなんかすごいんだろうな〜とは思うけど具体的になにがすごいのかわからないし、そもそもアートの楽しみ方が分からないよな〜って私も思ってました。

でもこの本を読んで、なるほど、アートってこういう風に楽しむんだ!おもしろい!って感じたし、常に新しい視点で自分だけの表現方法を模索しているアーティストという存在がほんとにかっこいいなって思いました。

アートの本質はすばらしい作品を作り上げることではなくて、自分のものの見方で、自分が興味のあることを探求し続ける、その過程にあるんだなあって学びました。

歴史の変遷とも深く関わっているアート。
これは本当に正しいのか?と常識を疑い、覆し続けていけるアートの世界に魅了されてしまいました。


今まで遠くに感じていたアートだったけど、自分はどう感じるのか?それはなぜだろう?という付き合い方ができる、実はすごく身近な存在でした。

そして忙しない現代社会において、ひとつの作品に対してじっくり向き合い、心ゆくまで考える時間を与えてくれる、とても貴重なものでもあるなぁと感じました。

この本を読んでからというもの、美術館に行きたくてたまらなくなり、既にいくつかの企画展に行ってきたのでその感想はまた後日!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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