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【私が影響を受けた"推し本"1】経営戦略の巨人たち

はじめに

これまでnoteでは企業がインパクト創出をするためのヒントなどを投稿してきました。今回は趣向を変え、経営者として思考と行動に影響を受けた"推し本"のご紹介をしたいと思います。

創業してから丸3年というまだまだ小さなひよっこスタートアップの経営者にすぎませんが、私の日々の考えの基盤になる部分を構成してくれた本たちをご紹介することで、その本について語り合える方と出会っていければと願っています。

書籍「経営戦略の巨人たち」

経営戦略という思想の歴史を学ぶのに、以下の書籍がとても勉強になります。

経営戦略の巨人たち
原題:THE LORDS OF STRATEGY
ウォルター・キーチェル三世(著)
藤井清美(訳)
日本経済新聞出版社

この書籍では、ブルース・ヘンダーソン(BCGの創始者)、ビル・ベイン(ベイン・アンド・カンパニーの創始者)、フレッド・グラック(マッキンゼー)、マイケル・ポーター(ハーバード・ビジネススクール教授)の4名を筆頭に挙げつつ、ブルース・ヘンダーソンがBCGを創業した1960年代から、リーマンショック頃までの経営戦略の思想史を説明してくれています。

単に史実を説明しているのみならず、経営戦略という「思想」が、「企業は誰のために存在するのか」という問いを世の中に投げかけていて、それに対する答えが時代の変遷とともに変化していく様子を上手く描いている点で、名著だと感じています。

思考・行動に影響を受けたポイント

実は、この本を読んだのは割と最近のことなのです。
私が代表を務めるトークンエクスプレス株式会社という会社では、「インパクトを、企業から」というスローガンを掲げ、企業が事業を通じて環境的・社会的な変化(インパクト)を生みだすご支援をしています。

その仕事柄、「企業は誰のために存在するのか」という問いに向き合う場面が時々あります。経営戦略という思想の歴史を通じて、「企業は誰のために存在するのか」という問いに対してどのような議論がなされてきた様子を立体的に知ることができ、自分としての考え方を整理することができたと感じています。

まとめ

今回は「経営者として」という視点を意識した選出となりました。
今後もこのような形で、思考や行動に影響を与えた書籍の紹介をしていければと思っております。

筆者のTwitterでは、インパクトに関する企業の取り組みを紹介していますので、よろしければご覧ください。

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