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創業3周年を迎えて~トークンエクスプレスの過去・現在・未来~後編

【はじめに】

トークンエクスプレス株式会社が2022年10月1日に創業3年目を迎えたことを受け、当社社員からのインタビューに答える形で、創業のきっかけ、3年間を振り返ってみての想い、今後の当社の抱負などについて振り返る機会がありました。そこで伝えた内容を社員がまとめてくれたので、この場を借りてご紹介させていただいております。

主に創業から現在までの振り返りをお伝えした10月3日発信の記事に続き、今日は、当社・私自身の「今」「これから」についてお伝えしたいと思います。


創業期のオフィスの写真(2つ目の事務所)

【会社の「今」】

会社の提供サービスについて

創業して3年目に当たる昨年度は、会社の「屋台骨」をしっかりと組んでいく作業を重点的に行いました。具体的には、社員からの提案もあり、ビジョン・ミッションを社内で協議しながら刷新し、それらに紐づける形で既存サービスの見直しと新規事業の開発を行いました。

現在提供しているサービスは、創業当初のものとは異なりますが、「企業がインパクトを創出するための支援」というコアな部分は一貫しています。刷新したビジョン・ミッションを会社の軸に据えたことで、一貫性が強化され、活動にブレがなくなってきたと感じています。

【今後を見据えて】

どういう会社にしていきたいか

これまでは一般的に、企業活動の計画立案や様々な経営判断において、利益の創出という財務的な側面が主な基準となっていましたが、我々は、企業がビジネスを展開していく上で、社会的なインパクトを創出できるかどうかという側面がそれと同列の判断基準になることを目指しています。

トークンエクスプレス株式会社は、その流れを加速させる、又はその流れの中心にいる組織にしたい。チーム(会社)がもう少し拡大した暁には、それぞれのメンバー(社員)が多様な強みや得意分野を最大限に活かす形で、企業が「インパクト思考」を採り入れ、インパクトを創出することを推進できる組織にしたいですね。社員の一人一人が、「この仲間たちがいるからこそ力が発揮できる」と思えるような、互いに魅力を感じる人たちが集まる会社にしたい。極論すれば、それさえあれば、何でもできると思っています。

このあたりは『ビジョナリー・カンパニー』の著者のジム・コリンズ氏の、「多くの会社では目標や戦略、ビジネスモデルなどを最初に決め、それにフィットする人材を採用しようとする。しかし、まず最初に適切な人を採用し、その後に目標や戦略、ビジネスモデルを決めるべきだ」という考えの影響を受けています。

そうした組織づくりを目指して、社員が自主自立し、目的志向を持って仕事に集中できるような職場環境を整えることにも重点を置いています。創立当初からフレックスやリモートワークを導入しており、社員の意見も積極的に採り入れながら、組織文化の醸成のために半年に一度、丸一日かけて行うハーフイヤーミーティングの開催など、様々な取り組みを行っています。

家族・子どもたちにどのような影響を与えたいか

現在2歳と1歳の2児の父親ですが、子どもたちには、楽しんで生き、仕事をしている親の姿を見て育ってほしいと思っています。そうした「背中」を見せることで、大人になったら、楽しく、自由に自分のやりたいことを追求していける、と思ってもらえれば嬉しいですね。

どういう人になりたいか

自分自身が楽しんで生きながら、色々な人たちと考えを取り交わす中で、自分の考えは持ちつつもしなやかに他人の持つものを吸収し、接する人たちにインスピレーションを与えたり、触発したりといったポジティブな影響を与えられるようになりたいですね。

仕事面では、営利・非営利の組織形態がそれぞれ向いていることを目的のために上手に使えるような、いわば営利・非営利の枠を超越した形での活動ができるようになりたいです。また、一緒に仕事をする人たちが、経済面・精神面を含め、様々な面で豊かになれるような組織づくりを目指していきたいです。

スタートアップの立場から経営者として尊敬している一人が、「オイシックス・ラ・大地」の代表取締役社長、高島宏平氏です。我々が考える「インパクト思考」を採り入れて食に関する社会課題の解決に真摯に取り組まれているように見えるところ、象徴的な活動をいくつも実施されているところや、プライベートで同社のサービスを利用する中で、顧客に向き合う誠実な姿勢と、社会課題に積極的に取り組む姿勢を感じているところにいつも感銘を受けています。

【最後に:会社を応援して下さる方たちへのメッセージ】

いつも陰に陽に支えていただき、本当にありがとうございます。トークンエクスプレス株式会社は、まだまだ「よちよち歩き」で、足りないところだらけではありますが、誠実さだけは欠かさないようにしっかりやっていきたいと思います。今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

筆者のTwitterでは、インパクトに関する企業の取り組みを紹介していますので、よろしければご覧ください。

本記事、及び当社にご関心ある方はこちらからお問い合わせください。


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