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「オーストラリアのバレンタインデー」と「BalaclavaからSt.Kilda その3」と2/11〜2/17の日記

お知らせ

2023年2月よりオーストラリア メルボルンへ移住。現在はMBA取得に向けて大学院に通いつつ、Absolute MMAというジムでグラップリング/ブラジリアン柔術の練習に励んでいます。
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今週の文章は「オーストラリアのバレンタインデー」
今週の写真は「BalaclavaからSt.Kilda その3」
です。

今週の文章「オーストラリアのバレンタインデー」

更新が滞りすっかり時期はずれになってしまったのですが、用意していた文章なのでそのまま掲載します!1年後に思い出して楽しんでいただけたら嬉しいです。

オーストラリアのバレンタインデー

2月14日のバレンタインデー、日本だと主に女性が意中の男性(とその他大勢の男性)にチョコレートを贈る日として定着しているが、そもそもはキリスト教の国において「恋人の日」にお互いに贈り物をおくったりしていた慣習をデフォルメしたもの。チョコレートを贈るようになったのが明治のマーケティング戦略の一環だったというのは有名な話?またはもはや都市伝説のような話だけれど、いずれにせよそれはバレンタインデーという全体の中のごく一部分を切り取った解釈で、実際にオーストラリアで過ごしているとその様子が日本とはだいぶ違うことに気づく。今回はオーストラリアでのバレンタインデーについて紹介する。

贈り物はなんでもいい 男性から女性にも贈るしむしろそっちがメイン

バレンタインの日は朝から町を歩いていると花束を持った男性とたくさんすれ違う。朝と、仕事が終わった後の夕方は近所の花屋に行列ができていた。オーストラリアのバレンタインにおいては贈り物はなんでもよくて、その中でも花を贈る人が多いらしい。さらに、男性から女性に贈るパターンも多く、どちらかというとその方が多いらしい。確かに花屋に並んでいるのもほとんど男性だった。

そもそも、バレンタインデーは恋人に限らず家族なども含めた愛を祝福する日。日本でのバレンタインのイメージから「何かを贈る日」という固定観念から脱することがなかなかできないが、どちらかというと贈り物は副次的なもので、日頃の感謝や愛の気持ちを伝えて一緒に過ごすことがメインらしい。
そういえばNBAの解説者も「バレンタインだから!」と言って解説の席から声高に奥さんに対する愛を叫んでいた。

2月は夏

日本におけるバレンタインは冬の終わりの行事という感じで、クリスマスと並んで手袋やマフラーがイメージに浮かんでくるが、オーストラリアは夏。この時期は日没も21時近かったりするので、仕事が終わってからもめちゃくちゃ明るい。先に書いたように一緒に過ごして愛を祝うことがメインなので、ピクニックをしたり散歩に出かけたりするのも代表的な過ごし方らしい。

まとめ

バレンタインデーに限らず、ハロウィン、クリスマスなど海外の行事を換骨奪胎して定着している行事は日本にたくさんある。それ自体は悪いことではなく、自分もバレンタインにまつわる思い出はたくさんあるし、日本独自の消化の仕方をできているんだと思う。
ただ、その過程でその祝日の精神のようなものが失われているのかもしれないということに今回の記事を書いていて気付いた。自分だけかもしれないが、花を持っている人を見たら「そうかオーストラリアでは花を贈るのか」とあくまでも贈り物がメインに添えられた理解で、肝心の隣人、家族、友人、恋人への愛を祝うということがどういうことかわかっていなかったような気がする。そんなことを思い出したバレンタインデーだった。

今週の写真「BalaclavaからSt.Kilda その3」

今週の写真はBalaclavaからSt.Kilda その3です!
今回も家の周りからSt.Kildaにかけてを散歩して撮影した写真です。この翌週分からしばらくは発掘した昔の写真を載せていこうと思っています。

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