2020年を振り返る①

2020年は、全体的に良い方向に進んだ年だったな。

今回は、わたしの病気について。

2020年の始まりは、お薬3種類からのスタート。2019年から1年間、お薬が変わったり種類が増えたり減ったりせず、飲み続けてきたもの。しばらく変化の起こる部分ではないかなと、ずっと思ってた。

4月。

「最近食欲が出てきたから、漢方をやめてみようね。」

先生からの言葉に、戸惑いが隠せなかった。漢方をやめること。薬が減ること。ずっと飲み続けてきたからこそ、本当に怖かった。でもいつか、いつかわたしはお薬を減らして生きていきたいと思っていた。だからこれは、夢を叶えるために「乗り越えることができる壁」を用意されたんだと、そう思うようにして、恐怖を感じ切った。そして挑戦した。そうしていつの間にか、漢方がなくてもちゃんと食欲を感じられる体になった。第一の壁に打ち勝ったのだった。

今の彼と付き合いだして、状況はさらに変化した。(この時点で服用しているのは2種類)

10月。

ついに、安定剤を抜くことになった。実はこのお薬は5月に一度やめてみたもの。その時はまだ時期じゃなかったみたいで、辛い壁にぶち当たって、それは乗り越えられなかった。再挑戦ってわけで。一度やめてみた時、体調がとても悪くなったことを思い出してトラウマだったし恐怖はふたたび襲ってきたけれど、今回はできる気がするって思ったの。頑張って安定剤なしで生活していたら、安定剤を服用していない方が体調の良い場合が多くて、むしろ、日々過ごしやすくなった。こうして、第二の壁も乗り越えたんだ。(この時点で1種類まで減った。)

10月は病気になってから1番くらいに体調が良い日が続いていて、アルバイトもたくさん入って毎日充実していた。このまま最後の1種類もやめられるのではと感じてきた。

11月。

ついに、お薬を体から全部なくす、最後の壁がやってきた。今のわたしならできる、と思った。けどね、人生そう簡単にはいかないみたいで。。。お薬をやめた途端、病気が1番辛かった時期と同じくらいしんどくなってしまったの。働けなくなってアルバイトもたくさんおやすみした。家事も全くできなくなってしまった。家族や彼に毎日お世話してもらって生活した。お薬を全部なくすのは、まだ少し早かったみたい。

そして12月。

今は、最後に抜いたお薬を再度服用しはじめて、体調が安定してきたところ。それでも、今年は服用するお薬を3種類→1種類まで減らすことができた。それで体調が安定しているのなら、とっても良いことだなって自分で思う。

来年の目標は、病院を卒業すること。無理にやめることは絶対しないけれど、きっとできると思う、来年のわたしなら。

信じること・諦めないこと・できないと思わないことは本当に大切なことだと最近感じる。自分で自分の可能性を信じてあげなきゃ、誰が信じるのって思って。

来年も、病気がもっと良くなりますように。。。

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