20231010

 「虐待禁止条例」の改正案が取り下げられた。提出時から反発の声が多く、そうした声を考慮したかたちだ。確かに現実に即したとは言えない内容ではあったが、待機児童や児童の安全面の懸念は依然として解決されないままである。この問題について行政が解決する手段を講じる必要がある。それは罰則による抑圧ではなく、援助による負担の緩和の方向性を模索するべきだろう。そういう具体案を考えることこそが現在のリベラルに求められていることではないだろうか。
 国内ではジャニー喜多川による性犯罪がNHK局内でも行われていたことが報道されている。海外ではイスラエルによる宣戦布告で持ち切りである。TL上でも爆撃されるガザ地区、ハマスによる殺戮の映像がひっきりなしに流れてきて気が滅入る。ウクライナも未だに戦争状態にあり、次は台湾有事が懸念されている。そうなると、一気にこの国でも緊張が高まることは間違いない。パレスチナのように日本がなることは全く絵空事ではないという危機感を持つことは必要だろう。

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