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映画 『ある船頭の話』


画面が美しすぎて、話が入らない
柄本明が演じる激ジブな船頭が、時代の変わり目と川で拾った少女に翻弄される。

自然の中の紅一点 、少女

日本を写す画面の全てが美しすぎて、却って話が入ってこないほど。その中に放り込まれるのに相応しい俳優をピックアップしたら、ベテラン俳優が集まったということだと思う。

「昔の日本人は、そんなに喋らずに生きていた」という主旨なのか、セリフもシンプルで少ない。背景も緑と水が主なので、赤い服の少女が異邦人。

ハンサムだから選択できる脚本

私はオダギリジョー監督の策に、まんまとハマった感じがする。いろいろな変化について、考えさせられる作品だ。

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