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カフェ開業の前に、カフェで働いたほうがよいか?

働いたほうがよいです。とくに飲食店に対してまったく無知であればあるほど。
カフェ開業講座をはじめとした座学だけでは身につかない(身につきづらい)知識や経験を得られるのが、大きなポイントです。

どんなものが得られるのか、以下具体的に3つ)

■コーヒー抽出の知識や技術
…当然ですが、大事なことです。
 自分が興味関心のある、開業するカフェで取り入れたい抽出法を取っているコーヒー店を選びましょう。
 エスプレッソマシン、ペーパーフィルターを用いたハンドドリップ(ORIGMAMI、V60など謎の英語にもすぐ慣れます😇)、サイフォン、ネルドリップ…etc.いろいろあっておもしろいです🎨

ただ1点、「未経験で、知識や技術を身につけたいから応募しました」という
志望動機は非常にナンセンス。要注意です。
『未経験からバリスタをする上で、意識すること』的なpostをするとき、詳細を書きますね。

■経営まわりの知識
…大規模店なのか小規模店なのか、何人で営業するか、どうやって売上を作るべきか、開店⇔閉店までの来店者数および立地要因、ピークタイムの回し方、売れ筋商品のつくり方、仕込み方法、クレンリネス、SNS運用、など。

自分が開きたいカフェを想像し、ポイントごとに当てはめていく。
事業計画書時点と開業後とのギャップを、
極力少なくすることができます。

生きたデータは、なかなか足でも稼ぎづらいもの。
百聞は一見にしかず、という言葉が非常によくハマっていると考えます。

■カフェスタッフとしてつながる仲間やお客様との関わり
…正味、これが一番、大事😤

カフェ開業を目指す人たちの動機は、それぞれ違うはず。
でも根っこの部分で、人とのつながりを求めているのは
みんなが共通していることなのではないでしょうか。
むしろ、そうであってくれ☺️

ぼく自身、カフェ開業の前にコーヒー店で働いていましたが、
働いて本当によかった。と心から思えます。

師匠と呼べる人、相棒と呼べる同期をはじめかっこいい仲間たちとの
出会いは、この世界に踏み込んでみないと得られないものでした。

またよそのお店に行くと、それはそれで仲間が増えていく。
都内はもとより、熊本、長野、高知、ぼくのホームの大阪、京都、名古屋。オーストラリアのNic.(ニコラス)とMaya(マヤ)、Do you see this post😌?日本以外の友だちもたくさんできました。

かっこよく尊敬できる仲間たちのことを尊敬していますし、大好きです。
ほかの職種にはあまりない、横のつながり。バリスタの妙でしょう。

また実際にお客様と話をすると、非常に多くの気づきがあります。なにより楽しみました、めいっぱい。

打算的な考えはいっさいないですが、そういうつながりも
自分が開業するカフェを経営するうえで大事な要因になります。


むすび)

脱サラするのに抵抗あるなら、副業として始めることもできます。
ボランティアとしていろいろな関わりを得られることもできるでしょう。

ぜひ一度、働いてみてください🙆‍♀️
あなたの淹れたコーヒーを飲みに行く日を、楽しみにしていますね。
そしてぼくも負けないように頑張ります❤️‍🔥


photo by ショウヘイ

ぼくの浅草でのバリスタライフを彩ってくれたすべてのかたへ、
ひとえに感謝。ありがとうございました。

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