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百合を語り読む。~「さらば友よ」/約束の苺~

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「橋本みつる」先生の百合作品について語ったテキストをまとめています。
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約束の苺 1 ~橋本みつるの百合表現~

約束の苺 1 ~橋本みつるの百合表現~

「昨日はずるずるずっと喋ってて」

「もう寝なきゃもう寝なきゃって言いながら止まらず」

「結局寝たのは明け方4時頃だった」

新書館刊行の「さらば友よ」収録の漫画表題作「さらば友よ」の冒頭だ。

初出は「ひらり、」vol3である。

「ひらり、」は言わずと知れた新書館刊行の百合アンソロジーシリーズだ。

2010年4月にに創刊され2014年の7月に休刊となるまで良質な百合漫画を発信し続けた。

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約束の苺 2 ~シスター・ストロベリーで語られること~

約束の苺 2 ~シスター・ストロベリーで語られること~

橋本みつる作・多理とあかるの物語「さらば友よ」「シスター・ストロベリー」。

この二編は対になっていてそれぞれが あかる、多理の視点で語られる。

同じ女子寮の同室の友を好きになったあかるの動揺を描くのが「さらば友よ」。

「シスター・ストロベリー」は多理の視点から語られる。

あかるの物語では寮生として生活する二人が描かれているが、多理はそこから一歩抜けて出る。

祖母の葬儀のために寮を出て参列

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約束の苺 3 ~苺の意味するもの~

約束の苺 3 ~苺の意味するもの~

「苺の夢」は新書館刊行「青いドライヴ」収録の短編作品だ。

主人公の少女野衣(のい)は親友のまふみに頼まれて従兄の少年夏記(なつき)の学校へ行く。

バスケットボールで有名な彼に会いたいと、まふみに頼まれて来訪したのだ。

当然夏記はいい顔をしないのだが、路上に立ち尽くす野衣を庇って車の事故にあってしまう。

物語は野衣が見る夢から始まるのだが、夢のなかで野衣は近所の人や宅配の人に対応をしているに

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