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2023.2 オーストラリア(メルボルン)旅行 その1(大移動編)

どうも。今回はメルボルンの旅行の記事第2弾です。今回から本編です。メルボルンまでの道のりとメルボルン初日について書いていきます。今回からは現地で撮影した写真マシマシで書いていきます!


1.2023.2.26 成田空港からメルボルンへ

 大学の授業もひと段落してから2週間弱経った2月6日。家から電車を乗り継いで3年ぶりに成田空港に到着。相変わらず遠い...しかし、3年ぶりに成田空港に入った瞬間に、 “また海外へ行けるんだ...”という実感がわいてくる。この3年間、コロナによって“何もかも変わってしまうのでは...”と恐れていたので、成田空港に立っていること・これから海外へ行くことがうれしくて仕方ない(成田の遠さは全くうれしくないけど...)。とにかくもとに戻り始めていることがうれしかった。まだ出発までは2時間以上あったけど、さっそくチェックインを済ます。何事もなく飛行機のチケットは発行されて、キャリーバッグもベルトコンベアで飛行機へと向かっていった。この時点で飛行機の出発まで2時間近くある。暇。いくら3年ぶりの成田といえども、やることも特にないので、そのまま出国手続きへ。といっても、ここも時間が掛からずに通過。結局出国ゾーンで2時間近くウロチョロすることになった。3年ぶりの出国ゾーン。日本人以上に外国の方が多い印象。正直、コロナ禍で街を歩けば日本人ばかりだったので、いろんな国の人がゴチャゴチャに混ざっている空間はどこか新鮮な気もした...なんてことを思っても時間は潰れなかったので、結局は用もなく出国ゾーンの店を見て2時間待った。

約4年ぶりの国際線搭乗ゲート(あれ、メルボルン行きじゃない...?)

 11時頃。やっと搭乗案内があって、一目散に飛行機へ乗り込む。飛行機については1年ぶりだったので、正直そこまで新鮮な感じはしない...しかし、これが日本の外へ向かうと考えると、ワクワクが止まらない!平日ということもあってか、飛行機は思ったよりもすいている。そしてラッキーなことに、座席は通路側で3つ続きの座席に自分一人しかいない!この時点で、今までの飛行機旅の中でも一番快適な旅になることが確定した!11時45分。飛行機が日本を離れた。すぐに雲を抜けて、雲の上の青空のなかを飛行機は進んでいく。ホントに始まっちゃった...そんな気持ちでいっぱいだった。しかし、久々の長時間フライトに大いに苦しめられる...映画で時間をつぶそうとしたら、字幕版がなくて断念。仕方なく、テトリスみたいなゲームで暇つぶし。しかし、これもたかが知れてるので、そのほかの時間は退屈で仕方なかった...

ブルネイ国際空港に到着

 飛行機に揺られること6時間30分。中継地点のブルネイの空港に到着。外がどんよりしている。そして、空港は薄暗い。少し不気味...そんなブルネイ空港で3時間待ち。コンビニで買ったカップ麺でおなかを満たして、空港内を大丈夫な範囲で散策。ブルネイについては何も調べてなかったので、空港内にイスラム教の礼拝部屋が用意されているのを見てイスラム教の国だと初めて知る。そんなお勉強をしつつ、なんとか時間をつぶした。日本との時差は―1時間。地味な時差。特に支障はないけど、自分が朝家を出てから何時間経ったか考えるのがほんの少し面倒くさい...

ブルネイ国際空港内部。人がほんとに少なかった...
空港内に礼拝用の部屋もあり(中には入らず)

ブルネイ時間の19時30分ごろ。やっと搭乗開始。成田からの飛行機と違って、超満員。もちろん今回は隣の席にガッツリ人がいる。むしろ午前中の飛行機の方がレアケースなので、とくになんとも思わない。20時45分ごろ。予定時間よりも遅めに出発。飛行機は空港あたりを囲む雨雲へ向かって飛んでいき、メルボルンへ向かっていった。カメザワは飛行機で寝るのがとても苦手。飛行機泊は4年ぶり。その4年前ですらまともに寝れないので、今回もほぼ寝れなかった。あっちに頭を傾けて、こっちに頭を傾けて。目を開けて、閉じて、開けて、閉じて...メルボルンに行くことは楽しみだけど、この時間は辛かった...

飛行機の中で大苦戦を強いられている中でふと窓の外を見る。

すでに朝日が昇り始めている。地平線がオレンジを境に真っ黒な部分と青へ向かうグラデーションが広がる。思わずスマホで写真を撮ってしまう。キレイ。今回の旅行で一番初めに見た素晴らしい光景。寝付けないことに苦しんでいたが、この朝日を拝んだおかげでその辛さは見事になくなった。

 それからさらに3時間ほど飛行機は進む。2月7日、朝6時30分ごろ。約7時間のフライトを経て、目的地:メルボルンへ着いた。

MELBOURNEのモニュメントが歓迎!

人生初のオーストラリア上陸!初めて降りたメルボルンの空はTHE灰色って感じ。空港内に入って、まずは入国審査。なんと全自動でやってくれる。パスポートかざして、画面に向かって顔を見せて、少し待つとおしまい。怖い顔してやたら疑ってくる職員とのお話は一切なし。3年ぶりの入国審査と聞いて身構えた分、あっという間に終わってしまったこと・質問攻めを受けなかったことはただ安心した...入国してから荷物を受け取って、空港のロビーへ。事前に買った『地球の歩きかた オーストラリア』でメルボルン市街地まで場バスがあることは確認済みなので、そのチケットを買えるカウント―を探して空港を右往左往(+ちょっとした空港内散歩を楽しむ)。しばらくしてチケットカウンターを見つけたので、往復チケットを購入(往復チケットの有効期限は6ヵ月とのこと。値段は34オーストラリアドル)。空港を出てスカイバスの乗り場へ向かうと、赤くデカい2階建てバスが“ドン!”と待っていた。

ドン!!
(※初日に取り忘れたので、帰国日に取った写真を使ってます。といっても、初日もこんな感じで構えてました。)

これがスカイバス。こんな赤いバスに乗ってメルボルン空港からメルボルンへ向かった...

2.2023年2月7日 メルボルン大散策

 バスに揺られること約30分。メルボルン市街地にあるSouthern Cross駅(サザンクロス駅)に到着。そこから歩いて10分もしないうちにホテルに到着。まだチェックインまではかなり時間があったので、荷物だけ預けてメルボルンの街へと繰り出した。『地球の歩きかた オーストラリア』を見てみるとメルボルンの街は思いのほか大きくもない。加えて、じっくり時間をかけて街並みを見てみたかったので、この日はただ“街を歩き回る”といった感じにした。

 まずはSouthern Cross駅周辺を歩く。駅自体は大きいけど、その中にはホームがいくつかと、売店・飲食店が少しあるのみ。意外と寂しい...しかし、ここの最大の目玉はそのデザイン。

天井がグワンと波打っている。しかも駅に入らずともこのデザインは外側見れるので、気軽に身に行ける。電車を使う予定がなくても、外からこんな感じで見れるので、一見の価値あり!って感じ
 実はここの駅は2日後に参加するレッチリのライブの会場:ドッグランズ・スタジアム(通称:マーベル・スタジアム)の最寄り駅。ホテルからはスタジアムまで大体15分ほど!今回、宿の場所は本当に恵まれていた...てことで、さっそくスタジアムへ向かってザっと1周歩いてみる。デ、デカい...いわゆるスタジアムに行ったことがないわけじゃないけど、これはデカい...今まで行ったライブ会場の中でも一番デカいと感じた...ちなみに、うまい具合に中を覗けるところがあったので少し見てみると、会場内にはでっかいステージが建っていた。そして、耳を澄ますとかすかにサウンドチェックの音も聞こえる。この日はメルボルンでのライブ初日だったので、多分その準備中。スタジアム周辺のテントではぐっづ販売の準備が進められていた。この瞬間に、2日後にレッチリを見ることが夢でないことを実感した。 (ちなみに、このスタジアムはあまりにデカかったので、いい外観の写真が撮れず。残念...)
 スタジアムを1周してから駅へ戻って、軽く昼食。すでに12時近く。朝も空港でクロワッサン一つ食べただけなので、急いで近くにあったバーガーキングでパパっと済ませる。やっと空腹が満たされたところで、本格的なメルボルン探索が始まった。探索なので、明確な目的地は決めずにただ歩く。時々スマホや『地球の歩きかた』を見て、近くに面白そうなものがあったらそこへ向かう。こんな感じでメルボルン市街地を歩き回った。朝の空模様が信じられないほどの青空が広がっている。そして、ちょうどいい暑さ。こちらは南半球なので、季節は当然、夏。夏といっても、日本の夏みたいにまとわりつくようなジメジメが一切なく、一日中カラッとしてて快適。服装は短パンと半袖。一応、薄手の上着を持ってたけど、ほとんど出番なし。この滞在中、何度もメルボルンの夏の気候が羨ましくなった...

市街地を走るトラム

 街中にはトラムが縦横無尽に走ってました。これに乗っちゃえば市街地または少し離れにある場所もすぐに行けてしまうのでとても便利。しかし、この日は“街歩き”をすると固く誓ってたので、一回も乗りませんでした。 (2日目以降に登場します。)

市街地の光景 その1
市街地の光景 その2
市街地の光景 その3

 メルボルン市街地の最大の特徴は、ビル群・ショッピング街の中にも公園を始めとした緑な光景が広がっていること。ビルや商業施設の周りは人でごった返してる一方で、公園は別の時間が流れているのではないかと感じるほど静かで穏やか。しかも高い木が何本も生えているお陰で、強めの日差しからも逃れられる。街歩きにつかれた時には最高の休憩場所だった... (そして、見事に写真を撮り忘れた...)

メルボルン大学

 市街地には大学もあった。怪しまれると困るので隅々までれなかったけど、そこそこ大き目な大学って感じ。そして、キャンパスの建物がカッコいい...キャンパス前には広場もあり、学生らしき人達がちらほらいた。ちなみに、1日前に雨が降ったせいか、この広場の地面はややぬかるんでいた...

ビクトリア州立図書館の建物
図書館内部。かなりデカい...
映画でよく見る緑のランプ

 初日の一番お気に入りをあげるなら、この図書館。かなり大きい。そして、各席には海外映画に出てくる図書館で一度は見たことある緑のランプ。観光客の出入りは自由で、自分以外にも“明らかに本を読みに来たわけではなさそうな人”が多くいた。図書館は老若男女問わず、幅広い人が利用していた。後に聞いた話では、ここは学生が勉強する場として使う一方で、大人も仕事で調べ事をするのに使うとのこと。1回には小さな本屋・文具屋も併設されていた。

 市街地にはアートも溢れている。ホテル近くには1枚目みたいな人物画が壁に描かれていた。このほかにも、 “Hosier Lane (ホーシャー・レーン)”という通りいっぱいにグラフィティが描かれている通りがあったが、ここには結局たどり着けなかった... (スマホのナビを使ってもなぜかここだけ行けなかった...)

 と、こんな感じで歩き回りました。飛行機で3時間も眠れていない状態で、約4~5時間に及ぶ大探索。当然疲れ果てて、これ以降はホテルでぐったり。日本から約16時間半の移動の果ての大散策。その間、練れたのは3~4時間ぐらい。スマホで移動距離を調べると、大体31㎞・4万397歩。このダメージはだいぶデカく、部屋に戻ってすぐ寝落ち。何とか起きて運よくサザンクロス駅に入っていたセブンイレブンにてテキトーに夕食を確保(この日もレッチリのライブがあり、駅周辺はまあまあな混雑)。ささっと夕食を済まして、この日は22時過ぎに寝ました...

 長々歩いても、 “もっと歩き回りたい!”と思わせてくれるような街:メルボルン。おしゃれできれいな街並みを見て回るだけで楽しいし、疲れたらゆっくりできるような公園も多くあり、何度も助けられた。また、ショッピング街やちょっと歴史がありそうな建物が混在していたりと立ち止まりたくなるようなスポットは多くありました。

これにて1日目終了。2日目へ続く...


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