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ビタミンミネラル食物繊維なら燕麦←読める?



こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

正解は「オートミール」です。嘘です。

「えんばく」ですね。しかし一般的にはオートミールと呼ばれているものです。最近ではシリアルに混ざっていることもありますね。
ツイッターではダイエットアカウントの方々が食べているのもよく見かけます。



マグネシウム、ビタミンB1、食物繊維が多く、糖質の代謝を助けてくれたり、腸の動きを活発にする作用があり、いくつかの研究によって病気が減ることも明らかになっています。

今回はそんなオートミールについて解説していきます。オートミールのことを知っていた方も、そうでない方も新たな発見があると思いますよ。






1.研究によってわかった全粒穀物の有用性



全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)という言葉を聞いたことはありますか?

日本で馴染み深いのは玄米です。いわゆる精製度の低い穀物のことです。玄米を完全に精製したものが白米になります。
普段目にしている白いお米、収穫した時点ではたくさんのものが周りにくっついているんですね。胚芽だったり果皮だったり…
この部分にはたくさんの栄養が含まれているのですが味や食感などが好まれないことが多く、ほとんどのお米は精製されていつも目にしているような白米になるんですね。



海外での全粒穀物がオートミールなんですね。世界的には玄米よりオートミールのほうがメジャーで、他にもライ麦や小麦なんかがよく摂取されています。

さまざまな国でいろんな研究がされており、それをまとめると全粒穀物を一日に65g摂取した場合、病気の発症率が下がることがわかっています。
その病気とは心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、がんです。このすべての病気の発症率が下がる結果となっており、死亡率も低くなっています。






2.便秘や血糖値のコントロールにも



オートミールに含まれているもっとも多い栄養素は糖質ですが、その食物繊維の豊富さから食べても血糖値が上がりにくいという性質があります。ダイエットではこの性質を目的として食べている方が多いですね。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がだいたい2:1の割合で含まれていて、不溶性食物繊維は腸壁に触れることによって腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にしてくれます。蠕動運動とは腸の中にあるものを先へ先へと送り出す動きのことです。また、水溶性食物繊維は善玉菌のエサになって腸内環境を整えてくれます。

便秘気味の人はぜひ取りたい栄養素です。




個人的な話しになりますが、私はお腹がゆるいことが多いんですよね。食事のあとにはお腹が痛くなってしまったりとか。ですが最近オートミールを摂取することでそんなこともなくなり、改めて栄養の大切さを思い知りました。

このことから便秘気味の方だけではなく、ちょっとお腹がゆるくなっている人にも効果的だということが言えますね。







3.まとめ



オートミールは

・さまざまな病気のリスクを軽減する
・食物繊維が血糖値をコントロールしてくれて更に便秘にも効果的
・お腹がゆるい人にも効果的



ちょっと苦手な方も多いオートミールですが、健康への寄与は大きいと言えます。調べてみるといろいろな食べ方があるので参考にして取り入れられるといいですね!



腸内環境について解説した記事はこちら。




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