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ちいさな、ちいさな

だれの心にも、何だって育て上げられぬ記憶があります。

絵のような瞬間、あなたはどれほどのまたたきを放ったのでしょう。

今夜の誘いは、断らずに おいで下さい。

みな、あなたの姿を、あなたのその笑顔を心待ちにしておられます。

この旅も、小さく終えたく存じます。

かなしみも、たくましさも、兼ねそろえた

ハチミツのような指揮棒で

みなを、光らせてください。

あなたの指先は、輝きを忘れていません。

あなたの夢が放ったものたちは

あなたへ笑顔多く過ごしてもらいたいと

日々、うたっています。

かなしかった呼び声は、もう ずっと手の届かぬ場所へととびました。

ほほえんだ車内の響きは、必ずあなたの願いとなり

大きく大きく、何度でも咲くでしょう。

小声は時に、夢のかけらとなり

あなたをみちびくでしょう。

どんな派生も、愛が素晴らしいと知れば

満ちて流れてゆくでしょう。

あなたは、葉の毎日の声と光を知っているでしょう

それが、葉たちにとって、どれだけ喜ばしく嬉しいことか

あなたが、今夜、踊ってくださるのならば

また、わたくしも舞台に戻ります。

そして、何人もの彼らが、あなたのステージを

何よりも楽しみに待つでしょう。

小さく片寄った幅は、そろえなくていいのです。

大きくさまよった けいせきは消してしまってよいのです。

ただ、あなたの日々が

ほこらしげに笑う空高いブルーとなることを

みな、心から愛し、願ってます。

ときめいた瞬間

空へ鳥が祝福を迎えるでしょう。

涙と泣いたあの晩の

鳥と愛に満ちた涙は

大きな呼吸と共に歩いています。

また、あなたのはしゃぐ、とびきり大きな笑いを待っています。

花がおしえてくれた、あなたの歩き場所を今日もたどります。

押し花が眠る感覚なのは、あなたを好きだからです。

みなが、あなたを知っているのは、あなたを好きだからです。

きんちょうした、赤い葉は、もう 笑顔と呼び合っています。

鳥が越えた橋は危険が沢山でした。


今日は、あなたの持つ夢をほどいてみたらどうでしょうか。

いいのです ゆかいなままで

そのまま ほどいてくれればいいのです

空が手をかし、雲が結ぶでしょう

ありがとう と言いながら…


感性や感覚は、つちかってきたバラが

美しくあなたの手をつかみ

どこまでも連れていってくれます。

どんなおびえも消し去るほど美しいバラが…

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