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シンガーソングライター真舟とわ これまでとこれから[後編]

KML特別インタビュー第二弾はシンガーソングライターの『真舟とわ』さん。
大阪から岡山など、関西圏を中心に活動中。スガシカオ、SIRUPのオープニングアクトを務めたことでも話題を集めた。
今年3月には改名後初の音源作品『UMU』を二枚同時リリース。

シンガーソングライター真舟とわ これまでとこれから[前編]はコチラ

『風を呼べる』と思っていた

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ー印象的なことといえば今年(2020 年)の 1 月 1 日に改名をされましたが、 その理由や新しい名前の由来を教えていただけますか? 

真舟「『真舟とわ』は思い付いていた5つくらいの候補の中から、ネットの姓名判断で最も運勢の良いものを選びました。調べたら前の名前も結構良かったみたいで、それよりも 悪いのは嫌やなとは思いました(笑)」 

ーそういうことだったんですね。またさらに 3 月 1 日には二枚の音源をリリースされましたね。

 真舟「今回は初めてバンド編成のものと弾き語りのものの2種類あります。弾き語りの方は いつも通りゆるく、私らしい作品になってます。バンドの方は『真舟とわ with ヒュードロ ドン』っていう名前で出しているんですけど、バンドメンバーには私がお願いした演奏をしてもらうのではなくて、むしろメンバーから色んな意見をもらいながら作りました。だから バックバンドではなくこれをひとつのバンドとして見て欲しいですね。(弾き語りとバンド 編成は)別物としてとらえてもらえると嬉しいです」

ージャケットのイラストも可愛らしいですよね!!

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真舟「はい、作品の名前がどちらも『UMU』っていう曲なんですが、私の曲作りには輪廻転生までいかなくても、全部(の物事が)繋がっているっていうのが根本にあって、それをライトに伝えたくて歌詞に詰めました。ジャケットにもそれが詰まってますね。


ー輪廻転生…そういった考え方はいつ頃からお持ちなんですか? 

真舟「自分でもそれはあんまりわからないんですけど…、でも小学生の時とかブランコを漕ぎながら私、『風を呼べる』と思っていたんですよ(笑)」

ー風を呼べる…⁇ 

真舟「そうなんです、風を呼べるし止められるしって。厨二病みたいですよね(笑)。それを 引きずっているわけじゃないですけど、でも風とか山とか海とか空とかはすごい好きで、それらと『一体化してる』『一体化したい』っていう願望が今でもあります。なぜそうなった かはわからないんですけど…」


何事も楽しんでやれたらいいな

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ーイラストを依頼するきっかけは何だったんですか? 

真舟「『huhu.』さん(https://instagram.com/yukiko_hayase?igshid=165303dzo7xm)というイラストレーターの方なんですが、もともと知り合いの知り合いで、たまたまインスタを拝見してめっちゃ可愛いなって思っていて、次に音源作る時は絶対お願いしたいなと思って いました。自分の(曲の)テーマとかを話し合いながら描いてくださって素敵なジャケットが できました」 

ーこれらの音源はどこで手に入れることができますか?

 真舟「基本的にはライブ会場の物販で買っていただけるのと、通販 でも販売しています!」 

ー今回開催予定だった『Kobe Music LOUNGE vol.3』は兵庫県出身の若い世代が一つのテ ーマになっていましたが、何か兵庫県で思い入れのあるモノや場所はありますか?

 真舟「そうですね…私は明石出身なので、『明石のり』ですかね。めっちゃ好きです!今は岡山で一人暮らしをしているんですけど、地元に帰った時は絶対海苔は買って帰ります。ご 飯とか無しでそのまま食べてます(笑)。あと『魚の棚(商店街)』ですね。美味しいものお店 も多いし、食べ歩きもできて大好きです!お正月とかもすごい賑わっていて、帰ってきたなぁってなりますね」  明石・魚の棚商店街 http://www.uonotana.or.jp/

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ーめっちゃ分かります。海苔はおやつみたいに食べてしまいます(笑)この記事を読んだ方に も足を運んでいただきたいですね。

 真舟「はい、ぜひぜひ!明石駅から近いし、最近は飲み屋さんも増えてきているので…」

ーそれでは今後の活動についてお聞かせ下さい! 

真舟「活動の軸としては、音楽に限らず何事も楽しんでやれたらいいなと思っています。そ の中でも今一番やりたいのは、自分だけじゃなくて(自分が)面白いなと思っている方とコラ ボしたり曲を作れたらいいなとは思ってます。個人的に好きなアーティスト何人かと作っ た曲を集めてアルバムとか作れたら良いですね」

ー最後にこの記事を読んでくださった方にメッセージをお願いします。

 真舟「新しく出た音源は自信作なので、まず手に取っていただきたいっていうのが一番ですね。そして自分も、応援して下さるみんなもおもろいなと思えることができたら良いなと思 っているので、今後ともよろしくお願いします!」 

真舟とわ 撮影 (📷キタオリユウキ)_200405_0011


編集後記

 真舟さんは曲作りにおいて『生きる上での繋がり』を一つのテーマにしているという。彼女自身は様々なチャンスを掴んだことを関わった人たちのおかげだと謙るが、それは彼女が実際に関わった人との繋がりを大切にしている何よりの証拠であろう。今回共演予定だった中で、同じ兵庫県出身といえど他の出演者とすでに交友があったことには出演依頼を した主催の神足さんもその顔の広さに驚いていた。 高校時代に部活を辞めてすぐにギターを始めたと思えばためらいなくコンテストに挑戦し、次々にライブやイベントを成功させてはまた次のチャンスを掴む。このインタビューの最中にも、今回共演予定でもあった『近石涼』さんと共作についての話が持ち上がるという場面もみられた。そんなアーティストとしての度胸とフットワークの軽さを持ち合わせた彼女がはたしてこれからどんな言葉を選び、どんな風を吹かせてくれるのか、引き続き注目 していきたい。

                          Writer 安楽悠作

真舟とわ
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Interviewer 神足(こーたり/NAOYA) https://twitter.com/n_ohyeah
場所 James BLUES LAND  https://www.kobe-james.com/
Kobe Music LOUNGE https://twitter.com/musickobe

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