カミジョー

画家の上條暁隆です。主に自然をテーマに、油彩、アクリル画、水彩画などの絵を描いています。 素晴らしい景色を求めて、山へ登ったりしています。 ここでは山や湖などの自然での暮らしを、紹介していきたいと思っています。

カミジョー

画家の上條暁隆です。主に自然をテーマに、油彩、アクリル画、水彩画などの絵を描いています。 素晴らしい景色を求めて、山へ登ったりしています。 ここでは山や湖などの自然での暮らしを、紹介していきたいと思っています。

最近の記事

冬季北八ヶ岳でテント泊 3 ニュウへ

夜8時を過ぎ、高見石で夜空を眺めるために上下ダウンの防寒着を来て、カメラを懐に入れてテントから出るとツーンとした冬の冷気が顔に当たります。 私は普段寒冷地に住んでいるからか、寒さには強いのかもしれません。 その代わり暑さには弱いのですが。 テント場から高見石に登ると、同じテント泊の方がすでにカメラを三脚にセッティングして、撮影を始めていました。 私は三脚はなく手持ちで頑張ってみましたが、自分の技術と機材では上手く撮れませんでした。 ここ高見石は見晴らしがよく、360度景色

    • 冬季北八ヶ岳でテント泊 2 テントで夕飯

      冬季北八ヶ岳でテント泊1の続き高見石からの夕陽 さてテントに戻って来て、ビールも飲んで一息つくともう16時半過ぎ。 普段のテント泊なら、夕飯の支度を始めて暗くならないうちに食べるのですが、高見石からの日没を眺めなきゃもったいないです。 カメラだけ持って、小屋の裏の高見石まで行くと、この日同様にテント泊の男性がすでに三脚を立てて撮影していました。 聞けばここでの、星空や日の出の撮影目的に来たそうです。私よりもずっと撮影に慣れている様子です。 挨拶して、日没を一緒に待ちます

      • 冬季北八ヶ岳でテント泊 1

        2024年2月12日、13日で高見石小屋のテント場でテント泊をしてきました。 厳冬期の雪山でテント泊するのは念願だったのです。 昨年、奥秩父の笠取小屋で冬季のテント泊をしましたが、テン場には雪が少なく雪中テン泊という程ではありませんでした。 今回は、冬季の北八ヶ岳、標高約2300mにある高見石小屋で雪中テン泊し、白駒池や北八ツの冬の森を堪能しようと計画しました。 出発地点は渋の湯登山口です。 自宅から車で渋の湯の駐車場に着いたのは7時半頃。さすがに連休の最終日とあってほ

        • 絵を描くこと、山に登ること

          かれこれ30年以上、絵を描いています。 というのも変な言い方です。 美大を目指し始めたのが、高校1年生の頃でした。それから美術の世界で生きていこうと絵を始めて30年以上という意味です。 それ以前に、物心ついた頃から絵は好きでいつも描いていたので、今までずっと絵を描いてきたとも言えます。 絵を描くことは、生きる術にも通じるものがあるように思います。 焦ってうまくやろうとばかりしていると大概失敗します。 偶然うまくいくこともあります。 考え過ぎてもよくありませんし、かと言っ

          初冬の赤岳へ

          2022年の11月初め、八ヶ岳の主峰、赤岳に登ってきました。 八ヶ岳の山にはこの2年の間、北横岳、縞枯山、権現岳、硫黄岳、横岳、天狗岳といくつかに登ってきましたが、赤岳はというと、高校生の時に一度登ったきりでした。 当時のことをほとんど覚えていないのですが、確か友人と2人で赤岳鉱泉にテント泊しながら登ったはずでした。 残っている古い写真には行者小屋が写っていますが、温泉に入りたくて赤岳鉱泉にしたことは覚えています。 この時天気はずっと悪く、赤岳山頂でも展望は全くありませ

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          まだ見ぬ景色に出会うために

          登山を本格的に始めてから2年近くが経ちます。 今ではすっかり山の魅力に取り憑かれてしまいました。 なぜこんなにも登山にどっぷりはまったのか、きっかけを振り返ろうと思います。 私が生まれ育ったのは山深い地域だったので、幼い頃から山や川で遊ぶことが普通でした。 父親に連れられてキャンプや登山、スキーなどにもよく行っていました。 その為か、自然の中で過ごすことが好きになったのだろうと思います。 ここ数年、世間のキャンプブームも手伝って、私もキャンプ道具を揃え、車に積み込み、家族

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          天空のビーチと光の降臨

          天空のビーチと呼ばれている、山梨県の日向山へ登ってきました。 今回はソロではなく、若いお2人マキちゃん、タイガさんとの3人パーティです。 ほぼほぼ初めての登山というマキちゃん、これで登山は3回目というタイガさん。 タイガさんは元々アスリートだったということで、体力は僕よりもずっとありそうです。 今回は初めての登山というマキちゃんにペースを合わせて、ゆっくりと登ることにしました。 尾白川渓谷駐車場 登山口は、尾白川渓谷駐車場から。 もう少し上の矢立石登山口まで車で行

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          初秋の入笠山へ登ってきた

          9月某日、うちの愛犬デイジー(ウェルシュテリア♀)を連れて長野県富士見町にある入笠山へ登ってきた。 今回は普段山に登らない妻も誘った。入笠山は緩やかな山だし、ゴンドラで上がってから登り始められる山なので、初心者でも比較的楽に登ることができる。 とはいえ山は山なので、妻用にリュックと登山靴、山用の服、レインウェアなどは準備した。 前日の天気予報では晴れだったのが、当日では微妙な天気に。ゴンドラの乗り場のある、スキー場に着く頃には辺りはすっかり雲の中。真っ白だ。時折、小雨も

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