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Designmatterstokyo 2020/01/29-30

この記事は先日行われたdesignmattersについて、全体を通してどんなことが語られ、私自身どう考えたのかを書き残していきます🗒
All of this article is in Japanese. But I put some understandable pictures to explain the topic.

Designmatters / Designmatterstokyoとは - what is Designmatters?

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Designmattersとは、毎年デンマークのコペンハーゲンで行われる、すべてのデジタルの世界を生きるデザイナーのためのカンファレンス。
ハードからソフトまで、UX・UI・リサーチ・アーキテクト・ライティングまで様々なデザイナーが参加している。

そして、Designmatterstokyoはそのポップアップイベントで、
渋谷CASTで開催され、小規模(多分参加者は100-150人くらい)ながらも、豪華な登壇者・心理的安全性の高い雰囲気・親切なホストたちが集まる、とても居心地の良いイベントだった。

Designmatterstokyo で語られたこと - THEME of Designmatterstokyo

この場で語られたことを、ぎゅっと濃縮してしまうのは少しもったいない気がするが、
登壇者が話していたこと、参加者と会話した議論の中で語られていたこと、その中での全体のテーマは大きく二つだ
1. デザイナーというキャリアの拡大
2. 情報過多の時代でより選ばれるサービスになる(Tech minimalism)

1. デザイナーというキャリアの拡大(Changing Designer’s role)

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もはや当たり前になりつつあるが、デザイナーはデザインを作るだけの職種ではない。
時にはリーダーシップを発揮し、時には定量・定性両方の面から分析をし、時にはプレゼンテーションをして言葉を紡ぐ。

そんな中で、「自分のデザイナー力ってなんだろう・・・」と立ち止まって絶望することがある。
膨大な量のデザインを作る馬力があること。綺麗なデザインを作る技術があること。
そういったスキルや経験だけでは、いくらでも上がいる状況の中で、自分の立ち位置とは…みたいな感じに。

これまでの私の解の一つはスキルの掛け合わせで、必要とされる人間になることがあった。
そして、今回のdesignmattersでは、もう一つの解、デザイナーが芯に持つべきスキルとして、「ストーリーテリング」できる力を持つことが、スキルの一つとして見えてきた。

例えば多くの企業ブランディングを手掛けた、「HELLO DESIGN」の著者 石川さんのセッションでは、
プロジェクトとして課題が与えられた時に、その課題を鵜呑みにするのではなく
・そもそもなぜやるのか?をさらに問い、目的(スタート地点)を見直し課題を再設計
・その課題をチームがどんな動機でやるのか、モチベーションを設計
することによって、ただモノを作るだけでなく、そこにストーリーを見出したことで、よりユーザーに届く、クリティカルなアウトプットを出すことに成功した、という話を聞いた。

今のご時世デザインがみんなのものになったからこそ、チームの中でアウトプットまでのストーリーを描き導いていく力、そしてそれを伝える力は、
これまで、たくさんの情報を伝えるインターフェースを生み出し、描く力を磨いてきたデザイナーに必要とされていくだろう。

2.情報過多の時代でより選ばれるサービスになる(Tech minimalism)

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情報化(過多)社会でデザインをする上で、Minimalismが一つのテーマになってくる。
これは、シンプルであるわけでもなく、余白があることでもない

ありあまる情報を無碍にユーザーに押し付けるのではなく、ユーザーに心地よい、フィットした形で、適量の情報を提供することが、今まさにデザイナーに求められている。

いまもこれからも個々のユーザーにフィットした情報提供・インターフェースが、当たり前にもとめられていく中で、「ミニマルであれ!」という言葉は、今後も心の中に留めておかなければならない。

Thank you Designmatterers!!!

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とにかく心がへんにドギマギしない、そして得られるものも多いイベントだった!
心優しい参加者と登壇者と主催者の方で、本当に楽しかった!
ありがとう。またどこかで会える時まで👋

当日の様子はぜひTwitterハッシュタグで確認を!


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