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313.人はその人の言葉から成り立っている。

2021/05/22

相手の第一印象を判断するとき人は、視覚からの情報55%、聴覚からの情報38%、言葉からの情報7%の割合を判断材料にしている。これをメラビアンの法則という。人は初対面の印象を見た目、表情、仕草から判断し、次に声量、声質、話す速さから判断し、最後に会話の内容から判断をする。要するに人は外見で第一印象が決まってしまうという、少し寂しい法則である。

反対に言えば、そこさえ改善すれば第一印象は良くなる。清潔感、挨拶、笑顔。この3つが足りない人は人生において損をしてしまう。今回はそこをクリアできている前提で話を進めていきたい。

人はどれだけ外見、第一印象がどれだけ良かったとは言えど、その後のコミュニケーションの中身が空っぽならその第一印象は意味を成し得ない。コミュニケーションの基本は言葉を交わす会話になる。社会に出てから会話においての言葉遣いの大切さをとても痛感した。友達同士ならかたっ苦しい壁なんか取っ払ってしまえばいい。でも、ビジネスの場では正しく丁寧な対応が出来なければならない。

子供っぽい話し方は社会人らしく見えない。言葉の基本は書き言葉から成り立っており、現代のSNSが普及する世の中では話し言葉が基本になっており、大人の言葉遣いが失われつつある。

例えば、
よく使う「了解」は正しくは「かしこまりました」「承知いたしました」に言い換えれる。
「なるほど」は意見丁寧なように聞こえるが「おっしゃる通り」の方が好ましい。「大丈夫です」ではなく「問題ございません」「差し支えありません」に言い換えることが出来る。使い方や意味については触れないがその丁寧な言葉を使うことで相手がどう捉えるかを考える。言葉遣いが成っていない人と丁寧な言葉遣いの人どっちがいいかと聞かれると、僕の一意見では絶対に後者だ。商談中お客様の言葉遣いが丁寧だと心の中で居心地がいいと何度も思ったことがある。電話対応でも言える。話す前、切電前にクッション言葉として「恐れ入りますが…」「何卒宜しくお願い申し上げます」丁寧な言葉遣いが出来るか出来ないかだけで、出来る人と出来ない人の差は歴然なはず。

僕は言葉の文化は無くしてはならないと考える。時代が変われどおそらく言語は変わらない。日本ならではの相手への尊重、思いやりの表現の一つだからだ。

僕たちのコミュニケーションは基本会話で成り立っている。この表現は現代において好ましくはないかもしれない。なぜなら、会話が出来るのは当たり前ではない。その上で、僕は有り難いことに言葉を交わすことが出来るからこそ、なお一層これからも言葉を大切に生きていく。


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