仕事の価値
日々課題が目の前にある私たちですが、
・こんなことやっていても意味ないと思うんだけどなあ
・上からやれっていうからやるしかないよな
ということも多いですよね。
いやな仕事をしていると
いやいやながら仕事をし、それを負担に感じていると、脳内でコルチゾールというホルモンが出ます。
コルチゾールは「つらいこと」「いやなこと」をやらせないようにするよう脳に指示を出しますが、それでも仕事をやめるわけにはいきませんから、無理をして続けるとメンタルや身体に不調をきたします。
そういうときは休養をとるとか、気分転換をするとかありますが、結局はまたあらたな「いやな仕事」「やりたくない仕事」がでてくるので、堂々巡りになってしまいます。
正直、私自身もある程度の裁量権があり、また、課題を自分で形成できる立場にはありますが、大きな経営の流れのなかでは、「なんだかしんどいなあ」という思いで取り組まなければならないことが山ほどあります。
この仕事はやる価値がある
そんなとき、名著「良い戦略、悪い戦略」を読んでいたときに、これだ!と思う一節がありましたので、紹介します。戦略を勉強しようと思っていましたが、別の角度で私を救ってくれました。
これは”「WHY」から話す”とまさに同じ内容でした。
記事を書いたときは、そうだよな、そうしなければだよな、と思っていたのですが、同じような内容に何度もハッとするということは、まだまだ自分はタスク主義(仕事の意味とか関係なく、仕事を終わらせることだけを考えている)から抜けきれていないようです。
仕事にうんざりしたときは、まずは「この仕事はやる価値がある、なぜなら」から自問自答し、意味付けをして、その価値に向かっていくということをしていけば、ストレスも軽減され、よりよい仕事ライフが送れるのかもしれません。
それはたいていは「誰かに貢献している」「世の中の進化に役立っている」というところに行きつくような気がします。