見出し画像

旭丘生のすごさと、親友に救われてる話

ワーキングマザーのネットワーキングって難易度高くない?

働く母である私の自分時間と言えば、必然的におひとり様、具体的にはサウナ、カフェで読書、映画、音声配信を聴きながら散歩…となる中、最近は人との交流を意識的に増やしている。

ここ1ヵ月ほどで、友人とのランチや、女子会(夜のおでかけ!0次会から2次会まで)、時差がある中での2時間弾丸トーク、里帰り出産した友人と赤ちゃん(尊い)とのキャッチアップなど、なんだか華やかな時間を持てている。

コミュ障じゃないけど、実は苦手なネットワーキング

実は人見知り&人が苦手な私。
過去、人脈づくり!と意気込んで参加していた婚活や異業種交流会等はストレスで、一気に知らない人に会うとその後1週間ほど疲れがとれなかった。

この歳になり、コミュ力は低い方ではないし、仕事で様々な人と問題なく意思疎通できるようにはなったが、やはり疲れるものは疲れる。

恐らく、私を深く知らない人は、裏側で倒れている私を見たらびっくりするだろう。
まぁこれが大人になったということなのだが…

大事にしてる友人関係

それはさておき、私にとっての黄金時代、泣く子も黙る!?旭丘高校時代の友人たちを、私はとても大切にしている。

最近会えている友人も、もれなく全員旭丘出身だ。
今の状況はそれぞれではあるが、賢く、カラーが同じなのでとてもリラックスしてしゃべることができる。
ほとんどは結婚して、出産して、それでもなにかしら仕事や趣味を楽しんでいて、しなやかで強く大好きな人たち。

そんな彼女たちと話していると、あなたたち、どうしてそんなすごいの?!となることが多すぎて笑える。

母になり初めて思い知る旭丘出身者のすごさ

母になって初めて、旭丘高校出身女性のすごさを思い知らされる。
例を挙げると以下だ。

☑公立中学オール5
☑中学のときに英検2級取得
☑高校受験のための通塾は中3夏休みからで、それまで塾通いはおろか、家で勉強した覚えがない
☑小学生時代はもちろんお勉強系習い事はゼロ、その辺の公園で友達と泥団子づくりかドロケイしてても成績は常に良い
☑かけっこでダントツ1位以外とったことない
☑スポーツもなんかできる
☑教科書は1回読めば頭に入る
☑学級委員や生徒会は常連
☑授業が暇すぎて、学校の図書室の本を片っ端から読んで時間つぶし
☑読書感想文、長期休みの自由研究がむしろ好きで得意
☑ピアノコンクール、バイオリンコンクール入賞常連など一芸がある
☑オール5はともかく、「高校入試の問題って簡単だったよね?むしろみんな満点だよね」という発言に、そこにいた全員が同意
☑学年360人中300番でも普通に慶応や早稲田に入る(しかもそれは滑り止め)
☑一浪したら東大京大または医学部に普通に入れる

これらは、まったくもって普通じゃない。
みんなと話していると、ナチュラルに、「どうしたらあなたたちような子が育つの????」と親に聞きたい衝動に駆られまくる。

どうやって育てられたの??

ということで、実際に家族ぐるみで仲良くしていただいているお母さんに聞いたりもしている。
私の親含め、N数が少ないので申し訳ないのだが、
少ないN数の中でも共通するのは、
☑とにかく焦らない・見守る
☑好きなことを見つける手伝いをしていた
☑本人がやりたいというまで勉強をさせない(自分から進研ゼミやりたいとか塾通いたいとか言うまで親からさせない)
☑保育園・小学生時代はいろんなこと(習い事含む)をさせていた
☑親側(特に母親)は高卒または短大卒なので、純粋に我が子(旭丘になぜか入っちゃった)を尊敬している
☑うちの子、誰に似たのかしら~?きっとパパね!とニコニコしている
☑お金には余裕あり
☑ほぼ母親は専業主婦

とまあ、これがまた示唆に富む結果なのである。
時代が違うので何とも言えないが、公立中学⇒旭丘高校に入るようなトップ層に我が子を育てるのは、並大抵のことではない。

現在、子育て迷走中

小2男子と3歳女子の親になった私は、子どもを自立させるというミッションにおいて、日々、もがき苦しんでいる。

・勉強を教えたりするときに、何がわからないのかわからない
・自分がテスト100点やオール5以外取ったことがないので、そうじゃないとき驚き(と落胆)を隠せない
・特に低学年で勉強なんてしたことないから、宿題の多さに子を不憫に思ってしまう
・週に1~2回テストがあって、びっくりする
・親の伴走負荷がきつい

さらには、娘⇒旭丘、息子⇒明和という我が母が近くにいて、なにかとアドバイスをもらう。
良いアドバイスに感謝こそすれ、自分のことで精いっぱいな私が、子どもに対してやってあげられない現実と理想とのギャップに、親としての自信がどんどんなくなってしまうのだ。
私は自分が育ててもらったように、息子や娘にやってあげられていない…と謎の罪悪感が身にまとわりついている。

明るい親友に喝を入れてもらう

そんなボヤキを聞いていた、私の親友は、
「きょうこさ~、高校時代から変わらないよね!すごい頑張り屋なのにネガティブすぎ!あらゆる事態を想定して、すべてにおいて打てる手を考え尽くしていて、生き辛くない?もっとおおらかにドーンと構えてればいいんだよ!!」と笑い飛ばしてくれた。

特に、社会人になってから悩みが絶えない私にとって、その時々で励まし続けてくれた彼女の朗らかさと変化を恐れない姿勢は、希望だ。

私は実は、「制服着たくない」という理由だけで旭丘に入り、周りにこんなおもしろい人がたくさんいる!!と毎日がディズニーランド状態で、浮かれていたら大学受験に失敗して、浪人するほどの気力もなく、腐りながらも、大学では好きなことに没頭できた。
その後、働くフェーズになり、世の中の理不尽さだったり、日本の男尊女卑やばない?という現実に打ちのめされ、それでもその枠組みから逃げることができなかった。
人一倍努力して、そこそこ結果を出していたが、自分の力だけでどうにもならないことが増え、不満や不安がどんどん増えていった。
会社や世間を呪ったところではじまらない!と自分が変えなきゃ!変えてやる!という使命に押しつぶされ、時間がない中で、孤独にもがいていた。

そんな私を見守ってくれていた親友から、
「もっと世界は広いんだから、きょうこなら大丈夫!!なんとでもなる!」と言ってもらえると、とてつもなく心強い。

親友は自らの道を切り開く行動力がすごい

大学時代に留学して、バイリンガルになり、名だたる外資でキャリアを積んできた親友。世界中のエグゼクティブ相手にコミュ力おばけを発揮して、いつも生き生きしている。世界を飛び回る彼女の話はとっても刺激的!

そんな彼女も2歳差2児の母となり、「子育て大変だねーーー!辛いねーーー!」と励まし合ってはいるが、それだけで終わらないのがやはりすごい旭出身。
「これから本格的に働きだして、世界を広げるから、また共有するね!」と人脈や経験などシェアしてくれる。ありがたい。

自分をもっと誇りに思いたい

自分一人では何もできない。
不器用だから隠れて努力を人一倍している。
3割ほどポンコツで、こないだもパスポートの申請なのに、免許証を忘れて自分のポンコツっぷりにドン引きした。
そういった姿を見られたくないプライドの高さもあるから、周りに弱みを見せるのも難しい。

ここまでさんざん自慢っぽいことを書いていても、私には圧倒的に自信が足りない。
「過小評価しすぎ!」と喝を入れてくれて本当にありがとう。
「私明日からもがんばれそう!」と笑顔でバイバイした。
楽しいランチだったな。

子どもたちに伝えたいこと

またひとつ、子どもたちに伝えたいことが増えた。
「大好きな友達がいると人生たのしいよ!」
「数は少なくていい、親友と出会えるといいね!」

意気投合できる友人との出会えたという点で旭丘に入ってよかった。
もう20年も前のことだけど、あの頃の私、good job!!!!

もっと自分を褒めて、認めます。毎日えらいぞ私!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?