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横山小寿々さんの『奇跡を、生きている』を読みました

おはようございます😃

1月19日に発売となった横山小寿々さんの『奇跡を、生きている』を読ませていただきました。

ネタバレにならないように、この本を読ませていただいて感じた気持ちについて、書いてみようと思います。

私が横山小寿々さんを知ったのは2021年6月か7月頃。

それまでの私は、誰にも読まれなくてもいいとばかりにのらりくらりとnoteを更新していました。

そんなある日、本当に何気ないきっかけで、読んでいただけるnoteを目指そう。

そう決意し、力のある心を打つ文章を書いておられる方はどんな文章を書いておられるのかなとnote内検索をする中で、スキの数が異様に多い記事と出会った。

決して激しい文章ではないのに、なぜか胸を鷲掴みにされるような力のある、そして、心を打つ文章。

そして、自分はどうなのかなと自らを内省させるような痺れる文章。

それが横山小寿々さんの文章との出会いでした。

実はその時読んだ記事では横山小寿々さんが筋痛性脳脊髄炎という難病であることを知らず、後日、別の記事を拝読し、知りました。

当時のnote引きこもりの私には、ものすごいフォロワーさんがいらっしゃる横山小寿々さんとはコメント交流など恐れ多く、
「noteには本当にすごい力を持った方がたくさんいらっしゃるのだなぁ」

そんな風に思った記憶があります。

その後、フォローさせていただき、少しずつ、記事やTwitterのつぶやきを拝読するなかで、
「なんてご家族仲良く暮らしておられるんだろう」

割と険悪な時間が多い我が家と比べて、お互いを愛し愛され、慈しみながら暮らす横山小寿々さん、旦那様、娘さんをほぼマジリスペクト!!!
という感じで過ごしていました。

そんなある日、横山小寿々さんがベリーダンスをテーマとした過去に書かれた小説をTwitterでアップしてくださっており、またもや痺れたのです。

旦那様と共作しながら、女性目線、男性目線、どちら側からもちゃんと複合的な視点のはいったドキドキほっこりラブミステリー。

これは、ほぼ横山小寿々さんちのかなりリアルなノンフィクション小説では⁉︎

胸をときめかせながら読み終え、なんて筆力のあるご夫婦なんだろう。

ほのぼのご一家、そして、筆力のある作家さん。

だから、新刊を出されるのは非常に楽しみにしていました。



この『奇跡を、生きている』は、ハウツーでも、成功本でもありません。

横山小寿々さんという1人の女性。母であり、妻であり、娘であり、そして、難病を抱えて生きてこられたかけがえのない人生が綴られています。

決して、押し付けがましくも、結論が述べられているわけでもありません。

様々な困難にぶちあたり、絶望し、そして、ご家族で支えあいながら、今生かされている命を一日、いちにち大切に生きる横山小寿々さんとご家族のささやかな幸せに生きる智恵が散りばめられています。

そして、同じ病気で苦しむ人が、この病気にもっと理解を深め、少しでも治療に役立てば良いという願いもこめられています。


どんな状況にあっても、自分が選んだ家族。


コミュニケーションをとり、日々をお互いを大切に慈しみながら生きていくコツは、どんなご家族にもきっとゆっくり染み込み、温かい柔らかい空気を育む素敵なスパイスになるのだとおもいます。

横山小寿々さん、そして旦那様、娘さん、大変な病気と折り合いをつけながら、支えあい、素敵な本を送り出してくださり、ありがとうございました✨✨✨

ここまで拙い感想文をお読みいただき、ありがとうございました✨✨✨

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