見出し画像

キッチンガーデンが教えてくれること #2

冬(7月)に植えたローズマリー、スペアミント、イタリアンパセリは順調に育ち、不可欠なキッチンハーブとなり大活躍しています。

ハーブに続いて夏の収穫を目指して8月末に植えたインゲン豆、キュウリ、パプリカ、トマト。

陽射しが強かったせいかインゲン豆は12月の初めに脱落。キュウリとパプリカは、大きめのプランターに植え替えたり、堆肥も足し土の表面が乾燥しないようにしたり、プランターの位置を変えながら灼熱日を乗り越えたものの、花は咲くのになかなか実をつけてくれず諦めていたのですが、秋も深まる今頃になって実をつけ始め、首を傾げるこの頃。

noteキュウリ花

キュウリは綺麗な黄色い花も楽しめ、もぎたてのキュウリの美味しさを改めて実感。甘くて瑞々しく歯応えのある実が時間をおいて実り、無駄にすることなく楽しめたので、迷うことなく来年も育てることに。

noteパプリカ

パプリカは、白い花が咲いては散るだけだったのが、堰を切ったように緑色の実が鈴生りに。ただ赤く熟す前に茶色くなってしまったり、玉虫色の虫に食べられてしまったり、初心者が無農薬栽培するのには難しいのかと断念。結局赤くなる前に収穫して食することに。

トマトnote

トマトは最初に植えたミニトマトは初夏に実をつけ楽しめたのですが40度の灼熱に耐えられず途中で断念。夏の終わりに植えた少し大きめのトマトは順調に育ち、今は最後の収穫を楽しんでいます。

画像2

日陰のない、日当たり良好のテラスのプランターで育てられるのか半信半疑だったのですが、季節はズレたものの何とかそれなりに育ってくれました。

種から育てるのに、小さな器で発芽させてから徐々に大きなプランターに植え替えていくとか、風が吹かない場所で花が咲いたら受粉させるために枝を揺するといい等、たったこれだけの野菜を育てただけで、考えれば理に適った当たり前のことなのに今まで気がつかなかったことばかり。

本当に小さな収穫でしたが、一度体験すると不思議なもので次の季節に向けて準備をしようという気持ちが自然と湧いてくるものです。

達成感が感じられることは続いていくものなのですかね。

東京であの時間に追いかけられる生活を続けていたら、この感覚を持つことはきっと一生なかったのだろうと考えさせられますが、未だにこの時間の流れに適応しきれていない自分が何処かにいるのを感じる日々です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?