”不要不急の代名詞”になってしまった旅行業界インサイダーの思っていること

まずは自己紹介とご挨拶から。


私は旅行業界で25年のキャリアをもつ現役インサイダーです。
これまで数え切れないほどの旅を生みだし販売してきました。

日本国内はほぼ全ての観光地を訪れ、海外にも三桁以上は行きました。仕事ではありますが、旅が好きなのだと思います。
ほんの数か月前まではこの環境が当たり前でこれからも続いていくものと考えていました。でも、ご存知の通り状況が一変しました。そこで、これを機会にしばらくnoteでこれまでの旅行と今後について考えてみようと思いこのサイトを作成しました。


旅行は不要不急の代名詞になりました。

この扱いにはちょっと悔しい思いもありましたが受け入れています。仕方がないのです。
この半年間、人が動くことが悪となり、私たちの仕事は自粛することが当然という環境になりました。

このNoコロナの段階は営業補償もあり、助けられた部分もあります。厳しい局面でしたが何とか乗り越えてきました。

半年がたった今、日本ではWithコロナを目指しています。
最初のインパクトが過ぎ、色々な数字が出そろってきた現状で自然な流れだと思います。

しかし、Withコロナを掲げながら現実にはゼロリスクを求められています。
正直なところ、これは最初のインパクトよりも圧倒的に厳しい局面だと感じます。

病気の脅威ではなく、世の中の流れを止めることの脅威を払しょくできる特効薬はありません。価値観は様々なので何が正解というわけでなくこの点は非常に難しい問題とえいます。

業界全体が以前と同じように回り発展していくことが理想です。でも現実的にはあり得ません。
残っていくもの、変化していくもの、そして消えていくもの。
同じ旅行業界とはいえ、近い将来に運命が分かれる局面はやってきます。
やれることをやり、受け入れることは受け入れていく。
その中でより多くのものが変化に適応し、未来に続いていくことを願っています。

旅行が不要不急の代名詞でもまったく構いません。
そんな余分なことに多くの情熱を注ぎ、真剣に働いてきた人たちが沢山いることを多くの方々が知っています。もちろん私も。

この機会に旅行とそれに携わる人たちについてとことん考えてみたいと思います。

このnoteは旅行業に携わる人に向けて書いていきます。
見識や経験の足りない部分や、考えの浅い部分もあると思いますがご容赦ください。

なお私はコンサルやメディアではありません。
マクロな話や机上の話ではなく、日々旅行を回す立場の人間として肌で感じていること、実体験からの言葉をつづっていきたいと思います。

ぜひ一緒に前に進んでいきましょう。
とりあえず、ご挨拶まで。

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