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No,42 LIFE SHIFT2 を読んだアウトプット


■読む目的
 まずは人気の本だったので興味があった。
 目先の時短、営業、生産性などのビジネス書はよく読んでいるがもう少し自分の人生を俯瞰することも大事だと思ったのと、多くの人が共感しているので読んでみた。これからの人生はどのように流れていくのか、40歳、50歳になったときに振り返るのではなく、今のうちに将来的のことを少しでも考えようとおもった。

■感想
今の働き方、生活は将来的なところから見た時、短期的ではなく長期的に見た時にはどうなのか?毎日残業ばかりして体を酷使しながら働いているのがベストなのか?そこを完全にコントロールするのは難しいと思う。
見方によれば若いうちに苦労をして実績、スキルを身に着けるのがいい。社会人生の最初にダッシュをしてあとは流してもそのまま突っ走ってもいい。と思うというのが今までの考え方ではあったが、今回この本を読んで、健康はまず第一に大切だし、同じように家族も大事であり仕事以外に大切なものはたくさんある。健康を壊すのはいつも突然だし、悪くなってから気付くもの。なので今、残業で身体を酷使して家庭を犠牲にするのではなく、長期的に考えてみると健康、家族第一で残業もそこそこにその分資格取得や副業などの世間一般的な標準的なスキルを身に着けることが大切だと感じた。結局あまり資格取得はできていないし、英語のスキルは中途半端だしいっそのこと何か資格を取りたい。中小企業診断士、キャリアコンサルタントなどなにが今後生きるのかわからないが簿記二級を取ろうかな。

■メモ
ダライ・ラマ14世
人は金を稼ぐために健康を犠牲にし、健康を取り戻すために金を犠牲にする。また、未来を心配しすぎるあまり、現在を楽しめない。その結果現在を生きることも未来を生きることもできなくなっている。そして、自分の命が永遠に続くかのように日々を漠然と生き、真の意味でも生きることがないまま死んでいく
→まさに現代の社会人をまとめた言葉だと思う。

人生への満足感を最も左右する要素は「金ではなく温かい人間関係」だという。「幸福とは愛である。それ以上でも以下でもない」と研究者のジョージ・ヴァイラントは述べている。
同様の結論で、週末にまだ生まれて間もない赤ちゃんと一緒に過ごすのか、それとも遠方のセミナーで講師を務めて報酬を受け取るのかの選択を訪ねた研究で、65%の人は子供と過ごす時間より金を選んだ。しかし幸福感と人生への満足度が高かったのは家で子供と過ごすことを選んだ人たちだった。時間よりも金を選んだ人たちは「金が足りない」という点ばかりに意識が向きがちなのかもしれない。それに対し金よりも時間を選んだ人たちは「どのように時間を使うか」に関心が向かうのであろう。そのような人たちは「しなくてはならないこと」(家事を済ませることなど)ではなく「したいこと」(趣味を追求すること)に時間を使おうと計画するのであろう。

人生のストーリーは「再帰的」な性格を持っていることを忘れてはならない。つまり今あなたがどのような行動をとるかによって、あなたがどのような足場の上に立ち、どのような選択肢を得れらるかが決まる。人生のどの段階にある人でも自らの行動を通じて自分の未来に好ましい影響を及ぼすことはできる。


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