持続可能な寄付モデルの構築へ。
世界一やさしいチョコレートandewは次のステップへ進みます。
10/9に新しいプレスリリースを出しました。
月に3312円から始めることができる定期購入コースをリリースしました。
このリリースは、ただの定期購入サービスの提供の告知では、ありません。
希少難病の持続可能な支援を社会全体で行うことができるかどうか。
医療界や社会全体における大きな社会実験でもあります。
僕がこの定期購入サービスを通して、何を表現したいのか、このnoteでお伝えします。
お忙しいとは思いますが、ぜひ最後まで目を通していただければ幸いです。
人に依存した支援はもろい。
「日本にたった2,000人の患者数しかいない患者会を支援したい。」
2年前にそう思い立ち、始めたandewの活動。
ようやく、患者会の支援ができそうなフェーズに入ってきました。
そこで重要になってくるのが、どのような形で支援するのかということ。
よく、「寄付」という言葉を聞くと、少数のお金持ちがどんっと寄付をするイメージがあります。
社会的に影響力のある人が、意義あるお金の動かし方をすることで、社会に大きな影響を与えることができるでしょう。
でも、僕はこの寄付の形は、たった2,000人の病気の患者会を支援するには、最適ではないと感じています。
なぜか。
それは、寄付をしているその一人になにか不測の事態が起きた時にその寄付は止まってしまうから。
要するに、その寄付者が死んだら終わってしまう。
僕は、それではダメだたと思った。
起業家として、企業のトップをしているわけだが、僕は常に明日僕がいなくなっても組織が回っていくように組織づくりをすることを意識している。
これは寄付においても同じ。
明日僕がもしいなくなっても、持続的に寄付ができるように。
そのためには、僕個人に依存した寄付は適切ではない。
そう考えています。
だからこそ、みんなで少額づつ一緒に寄付をしたい。
そうすれば、個人個人に何かがあっても、社会全体として持続可能な寄付を行うことができる。
こちらの方が寄付のモデルとして美しい。
僕は、そう感じている。
みんなが参加している意識をもってくれたら嬉しい。
少し、自己中心的な話をします。
僕は、難病や障害というものに対して、少しでも興味関心を向けてくれる人が少しでも増えてくれることを願っています。
そのためには、より多くの人が関与できる仕組み作りが必要です。
寄付の金額だけの話をするのであれば、もしかしたら2年後に僕一人で寄付する方がそれなりの額を、楽に寄付することができるかもしれません。
でもそれではだめ。
前の章でも書いたように、僕に依存してしまう上に、社会に広がらない。
結果、目を向ける人が少ないまま終わってしまう。
僕はなにも表皮水疱症という病気だけに目を向けてほしいわけではない。
andewを通して、表皮水疱症の患者会に寄付をしているという意識があるから、例えば電車の中で妊婦さんをみたら席を譲ったりなど、いろんなシチュエーションに拡散してほしいと思っています。
僕1人が10万円寄付するのではなく、1,000人が100円ずつ出して10万円寄付する。
金額として同じだが、そこには本質的に大きな差があるのです。
andewをやさしさの証にする。
10/2〜10/7まで渋谷PARCOにて、andewのポップアップショップを開催していました。
そこで出会ったお客さんのたちは、みんなやさしい人ばかりでした。
大事な人のためにandewを買ってくださる方、足を止めて僕の話を真剣に効いてくださる方。
そんな方々と時間を共にする中で、僕はこんなことを思いました。
「andewをやさしさの証にしたい。」
「この人たちとなら、やさしさの証にできるかもしれない。」
と。
僕は、andewのユーザーさんたちと、やさしい世界を一緒に創っていきたい。
いつの日か、
『私、andew食べてるんだよね。』
という言葉で、『あ。この人やさしい人なんだろうな。』と連想されるようなブランドにしていきたい。
その一歩目が今回のリリースなのです。
昨日出させていただいたプレスリリースが下記のものになります。
お時間あれば一読いただけると幸いです。
患者会の代表の宮本さんのコメントを掲載しております。
こうやって、人とひとの輪が少しづつ広がっていくことを、僕も心の底から願っています。
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