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コトバで伝える難しさ

子どもたちと関わっていく中でコトバのニュアンスがうまく伝わらないことがよくある。コトバに気をつけて話していても思わぬところで間違って伝わってしまう。

例えば

例え1
例えば、掃除をしているときに自分が「ここまでやったら終わり」(箒で掃くのは終わりで片付けもするよ)と言った。Aくんは示したところまで掃除をして遊び始めてしまう。
この場合は完全に自分の伝え方のミスだ。会話の中で省略部分を言葉として伝えないと伝わらないことがある

例え2
同級生や自分より下に見える人に対して言葉遣いが悪いBくん。毎回、注意するが注意されることを喜んでより言葉遣いが悪くなる。言葉遣いだけでなく最近は手が出る。叩いたり言葉遣い以外は本当に素直な子だと思う。

例え3
できない事に取り組むように声をかけると顔を伏せて、何も聞かなくなってしまうCさん。声をかけると少しづつ取り組むがとても時間がかかる。

日々本当にたくさんのことを考えさせられる。自分の一つの行動でその子の未来に何かしらの影響を与えていると考えると本当に悩む。
でも最近は子どもたちと関わるときはそういう考えでいい気がしてきた。というよりそう思いながら気をつけて行動していくしかないなって振り切ることが出来た。

自分は仕事で子どもたちと関わっているから、うまく伝わらないときとかは他の指導員と交代したりできる。でも世の中のお母さんは交代なんて出来ない。
そういうふうに思うようになってからつくづく思うのだが世の中のお母さんは偉大だなって本当に思う。

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