いま私たちに求められているコト。

私たちに、

「いま求められていること」を

みなさんは考えたことはありますか？

結論、『自己投資』です。

身なりや自分を喜ばせるための自己投資ではなく、

「知識やスキルにお金や時間を自己投資する」

ということです。

なぜか。

それは今の日本経済の流れを見れば分かります。

昔のおじいちゃん、おばあちゃんたちの時代と

現在では常識が全く変わってきています。

ざっくり説明します。

少し前に、

『老後2000万円問題』

というのがメディアで取り上げられていました。

「年金がもらえるかどうか分からないから、もらえたとしても年金だけで生活していくのはなかなか厳しいから、自分たちで2000万円くらい貯めてね」

ってことです。（実際はもっと必要だと僕は思いますが）

そして政府は、

企業に対して

『定年雇用努力』というのをすすめています。

「60歳で定年を迎え退職してたけど、企業側は、従業員を70歳まで雇えるように努力してね」

私たちが少しでも長く働けるように、生活に困らないように、国は企業に言っているんですね。

しかし、トヨタの社長や、経団連の会長が

「定年雇用努力なんて無理だ。終身雇用すら厳しい」

って発言しているわけです。

ひと昔前であれば、一社に定年まで長く勤めるという「終身雇用」が

当たり前の常識とされてきましたが、

今は違います。

ここまで簡単にまとめると、

国は国民に「2000万円貯めてね」、企業に「70歳まで雇用してね」

でも、企業は「70歳はおろか60歳まで雇用するのも厳しいよ」

って感じで国の仕事を放棄している状況なんですね。

そして問題なのは国にも企業にも見放されている

私たち『国民』なわけです。

冷静に考えてみてください。

私たちはこれから

『結婚』『教育』『家の購入』『車の購入』『親の介護』『自分たちの老後』など

たくさんの大イベントが待っています。

こんな中ほんとに自分たちの老後までに2000万円貯められるんですかね？

ほとんどの人は貯められないと思います。

自分の身、家族の身を

国や企業が守ってくれる？

そんなはずがありません。

国にも企業にも頼ってはいけない時代です。

自分の身、家族の身は自分たちで守る。

この姿勢が大切なんです。

だから、今の私たちに求めれているコトは

『自己投資』です。

知識やスキルを上げて、

「稼ぐ力」をつけましょう。

社会人は社会の学びを継続していきましょう。

子どもに勉強しなさいっていうなら、大人が勉強しましょう。

行動あるのみ。

優秀だけど残念な男でした。

それではまた。