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刑事系の話題

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#読書感想文

医療観察法開始当初の反対論者の本を今になって読んだ ー”動き出した「医療観察法」を検証する”(2006年)

医療観察法開始当初に出た本だけど、

いやあ・・・ 医療観察法って、こんなに大反対されていたのか。。。

中島直先生も反対論者だったのか。。。

反対論の柱は自分の理解によれば、

・軽微な傷害によっても”とじこめ”保安処分が生じうる
・指定入院医療機関の数が少なく、遠い病院に入れられてしまうと、社会復帰がかえって困難
・鑑定入院の位置づけが曖昧

といったところだろうか。

少なくとも現在の現場

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中島隆信「刑務所の経済学」を読んだ

排除するとかえってコストがかかりますよ、という観点から、失敗を赦す社会、再チャレンジを認める社会を構築していきましょうよ、と呼びかける本。結論としては、これも、優しさの本です。
逮捕、送検、懲役6月の実刑、満期出所、この流れの間、概算で130万円の税金がかかる。受刑者一人当たりの年間収容費用は300万円。他方、年間の生活保護費は単純計算でおよそ170万円。刑務所に入れてはいおしまい、ではなく、確実

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「ハームリダクションとは何か」薬物問題に対する一つの社会的選択。

「ハームリダクションとは何か」薬物問題に対する一つの社会的選択。

薬物依存に対しては、「処罰より支援を」。
この考え方自体は目新しくは感じないが、ハームリダクションは、断薬を目指さない。清潔な注射器等の器具を提供し、安全に薬物使用できる施設を用意し、健康的な窃取方法に関する情報を提供する。「ドラッグの使用自体は止まってもいいし止まらなくてもよい」と捉え、使用による被害(健康被害、感染症、失職・孤立・差別等)を減らすことを目的とする。
この考え方が衝撃的でした。例

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加藤博史・水藤昌彦編著「司法福祉を学ぶ」――連携のゴールは難題

この手の本はなかなかゴールが難しいのか。

それぞれ実務を担っている・担った多くの執筆者によって書かれているが、それだけ、いろんな話の寄せ集め・試食一覧という感もぬぐえなかった。どれも深入りまではできず、ダイジェストのようになってしまって誰向けの本なのか、いまいちわからなかった。

司法福祉の目指すところとしては、やはり今まで縦割りで終わっているところを横断的に多職種連携にやっていく方向かなと漠然

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越智啓太著「司法犯罪心理学」

司法犯罪心理学の教科書という位置づけだと理解しています。司法犯罪心理学といっても範囲が広いようですが、この本は犯罪原因論と犯罪者行動論を中心に扱っているとのことです。
前半は、ロンブローゾなどよく聞くっ犯罪人類学などの歴史的経過から。既知のものも多かったですが、様々な研究が整理されて紹介されておりわかりやすかったです。
「犯罪の原因としての大気中鉛濃度」(コラム1.3)の研究、大気中の鉛濃度の増減

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