地味PM meetup 登壇: 大企業向けSaaSスタートアップのPdMのリアルと、イベントの感想
先日、 #地味PMmeetup に登壇させていただいたので、その登壇内容の紹介とイベントの感想です。
はじめに
MNTSQ (モンテスキュー、と読みます) という大企業向けリーガルテックSaaSを開発しているスタートアップのPM兼マネージャーのKawaseです。
先日、地味PM meetupというイベントに登壇させていただきました。
実は、今までプロダクトについてのイベントのアジェンダを見たり参加したりすると「なるほど〜、これは凄い。だけどちょっと真似するのは難しそうだ…」「たしかにやるべき。これはできていないな…」とPMとしての自分に必要以上にダメージが溜まりがちで、イベント自体に少し苦手意識がありました。
ただ、"地味PM"というワードを見たときに「わかる〜〜〜〜PMって地味だよね〜〜〜〜」という感情が盛り上がり、主催者の永嶋さん(初対面)のツイートにリプライをしました(あとそもそものリーガル x 大企業というのが地味。)
そこからイベントの登壇に誘っていただき、人生で初めて(?)イベントで話す機会をいただきました。
登壇内容(かんたんバージョン)
PdMリソースが全く足りない
全社でPdM業務をがんばるぞ
PdMとして、PdM以外のメンバーもPdM業務に染み出せるよう、できる限りリソース配分 & 効率化するぞ
ということについて、話しました(本当に地味)。
具体的に何をやっているかというと、主に2つです。
時間配分の明文化と協力依頼
とにかく自分が何に時間を使っているかを意識し、自分がブロッカーにならないようにします。そのためには、自分が何をやっているか惜しみなく全社員へ公開し、メンバーへの協力を仰ぎ、PdM業務を助けてもらっています。
手前味噌ですが、メンバー全員が当たり前のように染み出しを行い、積極的にプロダクト開発に参加するMNTSQの環境は非常に素晴らしいと改めて感じました。
IssueキャッチアップとPdM業務差し込み
とにかくGitHub Issueの更新通知をひたすらチェックし、組織やプロダクトの課題をリアルタイムで把握します。
そこで、PdMの考えを取り入れることでブーストするような課題をキャッチし、波を大きくすることを意識しています。
MNTSQでは組織やプロダクトの課題がフルオープンで、誰でも参加できる環境というのも、小さく発生した波を逃さないという意味でも、非常に助かっています。
以上が登壇内容(かんたんバージョン)でした。
フルのスライドは以下をご参考にしてください。
イベントに出てみて
非常に勉強になりました & めちゃくちゃ楽しかったです!!!
今までの苦手意識は吹っ飛びました。他の登壇者の方々の発表はもちろん、参加者の方々の反応をTwitterやZoomのチャットで見ることで「なるほど、ここが気になるところなのか!」という学びがありました。
(以下主催者/登壇者のnote記事)
また、登壇内容を考えてみて、改めてMNTSQはプロダクト開発に非常に向いている組織だ、ということを感じました。
エンジニアなどプロダクトを実装するメンバーだけではなく、セールスやコンサルタント、BizDev、リーガルプロフェッショナル、HRなど本当に全員でプロダクト開発をよくすることを当たり前に行えるメンバーばかりです。
例えば、別の記事でも紹介しましたが、隔週のデプロイタイミングで全員でプロダクトを触りだおし、毎回数百のフィードバックが集まります。
MNTSQは地味にT2D3を前倒しで成長している(顧客ニーズがしっかりある)、そしてメンバーもプロダクトにしっかり向き合っている、という最高の状況なので、PMとして身が引き締まりました。
最後に
ただ、やはり知恵を振り絞って頑張っているものの、人が足りません。
MNTSQという最高にエキサイティングな環境で一緒にプロダクト開発しませんか?もちろん法務バックグラウンドは必要ありません。
PMはもちろん、デザイナー、エンジニア、コンサルタントなども募集しています!!!
そもそもどういうプロダクトなの?何が課題なの?という内容も今後発信していきます。また、カジュアル面談でも、僕のTwitterアカウントでも、気軽に話しかけてもらえれば嬉しいです!
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