biosで行こう!
ギリシャ語で「zoe(ゾーエー)」というのは動物園zooの語源で、「生命体として生きるさま」。
「bios(ビオス)」というのは「人間として生きる喜びを持っているさま」。
経営も、この2種類に分けられる。
ただ運転資金をぐるぐる回して、「ま、やってますわ」というzoe的経営と、お客さんと絆を築き、耕して、ワイワイ楽しく「一緒に生きていきましょう」というbios的経営と。
コロナに襲われて、zoe的経営の店は一発でやられたね。
立地条件が良いとか、メディアで取り上げられて「予約は2年先までいっぱいです。ドヤッ!」とかいう「お客さんとの絆以外」で繁盛してた店は、言い換えれば「ただ生きてるだけ」のzoe的経営なわけで、コロナで営業できなくなったら誰も応援してあげよう、とならないので、アウト。
一方、お客さんと友達以上の関係を築いていた店は「そうか、店開けられないんだ、だったらBASEっていうのがあるから、そこで冷凍メニューを販売すれば?」
「どうやったらいいかわかんない」
「オレが教えてやるよ、いや、もう、代わりにBASE開店手続き全部やってやるから君たちはメニュー方面準備して」
実際にあった話。
沖縄のtoricoという炭火焼きとイタリアンのお店。
ネットでメニュー販売して、却ってお客さんが全国区になった。
リンクしておくね。
会議や研修、商談もオンラインファーストになった。
もちろん、オンラインで済むのは済ませちゃえばいい。
でもね。
オレが実際にやったことだけど、本番のセミナーはその会社のコンプライアンスなどで大勢で一室に集まるのは好ましくない、ということでオンライン。でも、参加者が聞きたいこと、課題にしていること、今何に困っているのか、というのは、肌感でつかんでおきたい。
だから事前にリアル訪問し、面談した。
会社の立地環境も、社内の空気も、身体全体で感じられた。
だからオンラインセミナーの中身が違った。
とても喜んでもらえた。
ここですよ。biosになった。
biosで行こう!
*You Tubeでボイスマガジン(声の雑誌)やってます。
遊びに来てね。面白いですよー。
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