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ラックは、ロジックが好き

人生は、ラック(Luck 運)とロジック(Logic 論理)で出来ている。人生2Lのお話です。あ。2リットルに見える(笑)ま、いっか。

名古屋へ出張した。10:30発の新幹線乗って11:19に名古屋到着、〇〇時名古屋駅発の地下鉄東山線に乗って、伏見で乗り換え、○○時に目的の駅に着く。

これ、ロジック。自分の選択、コントロール。

大雨で新幹線が徐行したため到着が遅れた、地下鉄が人身事故で止まった・・・いずれもあり得る話だけど、それもなく、定刻通り目的地に着けた。

これ、ラック。自分ではコントロールできない。

帰り、新大阪駅からはタクシー一択。雨だし、疲れているし、歩きたくない。

新大阪駅からタクシー乗ろうとすると、所定のタクシー乗り場を利用するしかない。これも一択。GOやUberアプリでは呼べない。呼べても、一階のよくわからない場所までこっちが行かなければならない。ここがあの業界の顧客不在の体質。

新大阪駅からはタクシー一択、これ、ロジック。

乗った。じいさんドライバー。運転めちゃくちゃ下手。ブレーキングが凸凹で、ガックンがっくん乗り心地最悪。あまりの下手さに、途中で下ろしてもらった。

これ、ラック。バッドラック。コントロールできない。

Uberは、ほんらい、「居心地良い移動空間」を提供するのが価値だ。GOアプリに顧客が期待するのも「スマホで呼べば来てくれる」ではない。この点、GOのコミュニケーションを見る限りわかってない。

「快適な移動空間」。なのに、ドライバー教育や提供価値の共有なしに、いたずらに加入タクシー会社を増やしただけのため、魂が消えている。

大手企業の社長と話した。彼とは古い友人関係で、クライアントではない。高校の同級生だ。東証一部上場企業の社長にあらたに就任したのではりきっている。

めっちゃくちゃ細かい投資家向けプレゼン資料を見せながら熱弁をふるうんだけど、一番肝心な「リード(潜在顧客、見込み客)とどうやって出会い、関係を築き、その後耕していくのか」についてはさっぱりわからない。カタカナとわけわからんパワポ資料でごまかそうとする(笑)。

「すごくわかりやすく言うと、リードとの出会いはこれまで通りWEB、あとは問い合わせに営業がわっせわっせと足で稼ぐ、ということね?」

と言うと、「いやそうじゃないんだけど・・・」と詰まった。当たり(笑)

これって、ラック頼み以外の何ものでもない。経営には先にロジックが必要だ。
ロジックを組んでも、それでも思い通りにならないのが現実。ロジックを積んで、つんで、これ以上ないくらいやって、そして訪れるラックで生まれる現実。そこに向き合うのが経営だ。

人が生きる、ということも同じ。

実はラックは、ぼくたちを見ている。

ぼくの行動と、それによって生み出される社会への貢献、周囲の人への貢献を注意深く見ている。そしてある晴れた日に突然、ラックという姿で現れる。

新大阪駅タクシーはバッドなドライバーの確率が98%以上。
ドライバーの仕事への姿勢が悪い。ロジックはない。ロジックないから、ラックもやってこない。バッドラックの循環で、おそらく、これからも質が高まることはない。

運の良い人、運の良いブランド、運の良い会社・・・

すべて、この仕組みでラックが幸運をもたらしてくれている。

つまり、ロジック先行なんだ。ロジックなしで、「私は生まれつき運がいいの」「オレ、毎日神社にお参りしてるから大丈夫」というのは、それこそラック過多であり、ラックは見向きもしない。

いま、日本は観光客で溢れかえっている。
行きの新幹線はグリーン車なのに隣に人が来て、しかもそれが態度悪いおっさん。バッドラック。おかげで翻訳しようとしていたんだけど、それどころじゃなくなった。瞑想するしかない。

隣に人が来る、というのは女性の場合もある。ぼく好みの人が座ってくれたらラッキーなのだが・・・

隣に人が座る、しかも態度悪いおやじが座る、というのはラックの領分で、自分ではコントロールできない。ロジックを積むといってもたかが知れている。

仕方ない。

帰りはグリーン車一両貸し切りました。これ、ロジック。カネで解決。

・・・ウソです(笑)

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