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「ちゃんとした服」持ってない問題

それにしても暑い。

ビッグ・ウェンズデー東京がいよいよ1週間後に迫った。

困っているのは

何を着るか

ふだん、短パンTシャツだからそれでもいいのだが、翌27日、東京會舘に行く。
2025年11月11日に予定しているJOYWOWパーティの打ち合わせだ。

まさか東京會舘に短パンTシャツで行くわけにはいかない。

名目は「打ち合わせ」だが、実質は「面接」と思ってる。

ここが東京會舘ブランドの良いところで、「お客様は神様」ではないのである。

東京會舘ブランドを形成するのは「お客様」であり、「お客様のふるまい」であり、「お客様がどんなパーティをするのか」という「パーティコンテンツ」が「東京會舘」ブランドを作る。

困った。こういう蒸し暑いときの「ちゃんとした服」持ってない(笑)

本来、東京會舘に限らず、日本のどんなビジネスも同じ。

デフレでみんなの中に染み込んでしまった

「薄利多売」
「顔の見えない客でも、買ってくれたらバンザイ」

なんて姿勢は、ない。なくていい。忘れよう。

人口減だから市場そのものが縮小している。

また、インタレスト(興味・関心)がマイクロになっている。

姿勢を変える必要がある。

「東京ディズニーリゾート来場者の高齢化」が話題になっていたが、あれは要するに日本の人口ピラミッドの相似形になっただけの話であり、「値上げで高くなったから若い人が行けなくなった」というデフレ貧乏発想では解が出ない。

「30年前は一日遊んで5000円だったのに・・・」というコメントもあるが、東京ディズニーリゾートの「夢と魔法の国」ブランドを維持・進化させるのにそんな30年前とお値段据え置きやってたらまず無理。

いまや「モラルのない歯医者」は「抜く」手術で医療保険点数を稼いで生き延びる時代(だから「抜く」歯科は気をつけたほうがいい)。

歯科、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、美容院、マッサージ、配信サービス(アマプラ、ネトフリ)・・・

市場が飽和した業界ばかり。

「マッサージ」を「スパ」と変えるだけで、飽和から脱することができる。

なぜなら、「マッサージ」となると、受け身で、「まあ、今月財布の中身厳しいから、いいか」と、「やめる選択」につながりやすい。「あってもなくても、どっちでも」

「スパ」となると、「頑張ってる自分へのご褒美」「健康で働けるようにするのは社会人として当然」と、「自分への投資」になる。

「自分への投資」になると、「財布の中身」を超えることができる。

社会情勢や景気の風と独立できる。

「自分への投資」は他に何があるだろう。

・経営者向けの勉強会
・ちょっとしたおやつ
・基礎化粧品
・旅(物見遊山ではなく体験するタイプ)
・美味しくて、身体に無害な食品、水

MAIDO塾生で寝具(おふとんや枕)を売る子がいた。

ついついクセで「安売り」に走りがちだったのだが、

「君が売っているのは、快適な朝の目覚めだよ」

とアドバイスしたら、変わった。

睡眠について研究し、
「人がぐっすり眠るとはどういうメカニズムなのか」語れるようになった。

自分が何を売っているのか

その抽象化をまずやってみることをおすすめします。

さて;

「ちゃんとした服」持ってない問題、どうしよう。

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