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69歳、ソウル、韓国語で講演する

韓国語を本格的に勉強始めた。これまでは「趣味」だったのが、新しく目標立てて、サクセス・ブレーンに伝えたので、「課題」になったのである。その目標というのは、

69歳、ソウル、韓国語で講演する

というものだ。なぜ69歳か。英語はどれくらい時間かけたかと振り返ると、中学高校6年で、大学入学した。いきなり原書読んだ。原書読んだのは実は経済的理由があって、大学指定の課題図書がいずれも高額で、翻訳書なら原書のほうが安かったからである。いまは無くなってしまったけど旭屋という良心的な書店があって、そこの上階に原書専門コーナーがあった。ここでドイツ語、フランス語、英語の原書を買った。

中学高校では英語だけではなく、国語、数学、物理なんかも勉強していたから6年全部を使えたわけじゃない。といって、ぼくも韓国語の勉強ばかりやってはいられない(笑) 仕事しなきゃならん。ということで、まあ、6年かければ、なんとかなるだろうという算段です。いま63歳だから60代の間に韓国語で抽象的なスピーチしたり意見交換したりできるようになるわけで、先の楽しみが増えた。

いまやっているのは「昨日たくさんお酒を飲みました」「朝には果物を食べます」「どこで乗り換えますか?」といった日常会話レベルである。これを「聴き取れる」「話せる」「書ける」「読める」ようにする。具体世界から入ってる。

しかしながらぼくの講演テーマはいわゆる「Cave Theory(洞穴理論)」であり、潜在意識地下2階をいかにうまく利用するか、という抽象的な話だ。サクセス・ブレーン、フォーカス・マーケティング、Caveマーケティング、そして健康法など、医学的な話にもなるだろう。顆粒球、リンパ球、副交感神経といった用語も韓国語でできないといけない。

ここからみんなにも役に立つかもしれないお話します。外国語の勉強法。答えは一つ。例文で覚えましょう。例文を音で覚え、言え、聴いて書けるようにする。

高校一年生のときの英語の先生が、「課題テキストの全ページ下にある英語のことわざ、慣用句を覚えなさい」と課題を出してくれた。

There's no use crying over spilt milk. (覆水盆に返らず)とか、The early bird catches the worm.(早起きは三文の徳)、Out of sight, out of mind(去る者日々に疎し)・・・いまでもスラスラ口をついて出てくる。でもこれはニューヨークで暮らすのには要らない。まず、必要ない。

しかし、英語の持つ「空気感」を体内に入れるのに役立った。この空気感が体内にある人とない人とでは、感度が違ってくる。それと同じで、韓国語でも、語尾変化とかを理論で覚えても難しいだけだ。ぼくも「有声変化」「連音化」といった理論から入ろうとしたこともあったけど、うまくいかなかった。でも「例文丸暗記」方式だと、そのニュアンスを身体で覚えられる。

「人」は「사람(サラム)」だが、「ソウルは人が多いです」というときには「서울은 사람이 많아요 ソウルン サラミ マナヨ」と、「サラム」の「ム」が「ミ」と転化する。これは文法的に理論化されているはずだが、覚えた方が早い。他にも「○○を」の「を」にあたるものが「ルル」だが、前の単語にパッチムのある無しで表記が変わる。「なし」が「를」で、「あり」の場合は「을」。こういうのは例文で覚えてしまうしかない。

ということで、外国語は例文丸ごと暗記法がおすすめです。

69歳、ソウル、韓国語で講演する。69歳って、いまから6年後だから2027年か。楽しみです! 一緒に行く人、今から募集します。

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2016年秋、MAIDOメンバーでソウル行ったときの写真。楽しかったなあ!! また行こうね!!

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