ふわっとしてるのはちがう
JOY流コピー塾WOW! 第1期がもうすぐ始まる。
何冊か、コピーに関する本も参考までに読んだ。
でも、なんか、違った。
阪本が、JOYWOWがやるなら、独自の色を出したい。
ようやくその「色」が見えてきた。
ぼくは何でも、物理的アプローチをする。論理で筋道立てる。
好きな言葉は「原理原則」(笑)
コピーライティングにあたって、原理原則を5つにまとめた。
それが何かはここでは書かない(塾生限定のお楽しみだから)。
原理原則を決めると、「これはコピーとは呼ばない」というのが出てくる。
世の中では「コピー」と認められていても、「いいコピーだね」と称賛されていたとしても、阪本が認めない。JOYWOWではコピーとは言わない。しかも大量に、ある。驚いた。
たとえばどんなものがその「コピーとは呼ばない」に入るのか。
そもそもコピーに担わせる役割は何か、から考える。
JOYWOWは、商いを、「関係づくり」と定義する。よって、「誰と」「どんな関係を」「どうやって結ぶのか」をコピーに担わせる。
つまり、「誰と」「どんな関係を」「どうやって結ぶのか」が見えないものはコピーではないことになる。
ところが多くのコピーはこれに外れる。
確かに。おっしゃっていること、伝えたいことは理解できます。でも、「誰と」「どんな関係を」「どうやって結ぶのか」についての解になってない。
マイナビでなくてもリクルートでもいいし、他の会社でも成立する。
はい出ました。超有名ですね。1982年、糸井重里さん。
わかるけど、ふわっとしてる。ふわっとしてて、それが当時の時代背景を切り取って大傑作だと言われてるけど、でもぼくの定義からは外れる。ごめんね。
西武百貨店と関係つながったのだろうか。残念ながら、現在、「西武百貨店」という名称は消えてしまっているので検証できない。
糸井さんの作品ではこれがぼくにとっては秀逸なコピーです。
これこそ「誰と」「どんな関係を」「どうやって結ぶのか」がはっきり見える。
ワクワクしたね。「青空は、史上最大の読書灯である。」これでぼくは新潮文庫をたくさん買い込みました。効果絶大だったです。
わかるんだけどね。いい話なんだけど。でもね。これがオリンパスと関係を結ぶことにつながるのだろうか。キャノンでもいいし、ソニーでもいいよね。
リコーのデジタルカメラに「関係」が結ぶか?
世の中で見かけるコピーには、これらのように、「自己満足型」な「ふわっとした」ものが多い。ぼくはこれをコピーと呼ばない。いくらその筋で賞を獲っていたとしても。
・・・なんてね。このへんにしておきます。
なんか、友だちがいなくなりそうだから(笑)
あとはコピー塾でやります(マーケティング講座卒業生向けなので、参加者一般募集はしておりません)。
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