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パンは固形のビールであり、ビールは液体のパン

「万博会場に建設するえんぴつ型パビリオン(えんぴつのように細く、タテにすっと背が伸びているイメージ)のイラストを描いてください」

Copilotにテキストで依頼した(Windows11ブラウザEdgeに標準搭載されていて、無料)。

複数枚、1秒。

お気に入りを2枚選んだ。これ。

2枚めはインパクトあるよねー。

実はこれ、10月にやる「むすび合宿」で使う。参加者グループに投げたら人気一番がこっちだった。

むすび合宿は架空の会社「株式会社阪本商事」の社員親睦イベントという「設定」でやってる。
阪本商事はえんぴつの製造販売。

DAY1が運動会(ほんとに体育館貸し切って)、夜 大宴会(今年は81年あたりの紅白歌合戦)、DAY2ぼくのレクチャー。むすび合宿は毎年テーマが同じで、「クリエイション」。

今年は「クリエイション」をベースに、「集客の科学」についてお話する予定。

阪本商事が万博に出展することになり、そのパビリオンの完成予想図はどうなるか・・・という仮定のお話。もちろん「万博準備室」という新部署立ち上げる。人事異動もある。

無料AIがテキストから1秒でどっさりイラストを描いてくれる時代のクリエイション、そして集客の科学はどうなるのだろう。むすび合宿ではこのあたりをみんなと考えたい。

さて;

セミがふっつり消えた。

あれほど騒いでいたのに。

「儚い命」と思ってしまうが、人間も同じ。

いつ、終わりが来るのか、誰にもわからない。

今朝も大阪地区では原因不明の停電があり、20万軒以上に影響が出ている。

明日が来るかは、わからない。

だからぼくは会いたい人には会いに行くようにしているし、主催イベントにお誘いしたりしてる。

半年先だったとしても。都合がつかない、という人とは、「もう会えないかもなあ」と寂しく思ったりする。

妻と買い物に出かけて、彼女が「欲しい」と言ったら即買いする。
「いま・ここ」しかないと思うから。

いや、別にぼくが「余命○○ヶ月」という話ではないよ(笑)

地震だの台風だの大雨だの停電だの、そういったものに対して、人間は無力だ。

だから、生きる姿勢として、「いま・ここ」にしてる。

いま読んでる本が面白い。

人が農耕を始め、余剰の農産物を得られるようになった。

食料庫に貯蔵する。

現代のように密室は作れないから、どうしても雨や染み込んだ水にさらされる。発酵する。結果、パンとビールが生まれた。

パンは固形のビールであり、ビールは液体のパン。

これが紀元前3000年以上前。

ビールが得られるのも神のおかげ。
よって食料庫は神殿になった。

神殿って、高床で、考えてみれば、食料庫に見えるのはこれが理由だ。

ビールは報酬としても重宝され、税としても徴収された。

写真は、一つのかめからストローでビールを飲み合う人の姿が見える。

ビールをシェアしながら、どんな話をしていたんだろう、と想像するのが楽しい。そしてここに描かれた人々はもはやこの世にいない。何しろ5000年前の人だから。

でも、彼らも確実に「いま・ここ」を楽しんでいた。

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