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ミレニアル世代の苦労とZ世代への還元

私は1985年生まれのミレニアル世代ど真ん中。

Windows95発売が10歳。
中学でPHS、高校で携帯電話、大学卒業くらいでiphoneの上陸と、めまぐるしいテクノロジー変化を経験してる。

1つ上の世代はというと、上記に追いつけなくて、かなり保守的な人たちと言えると思う。

1つ目の会社に新卒で入社して10年間、ずっともやもやしてた。

何を言っても話を聞いてもらえない、若手なんだから静かにしてろと言われる。

会社を辞める頃までそれは続いて、社会ってそういうものと達観し始めてる自分がいた。

転職した会社の部署は、割と同世代、少し上くらいのミレニアル世代の人たちが幅をきかせている。ちなみに前の会社は親会社の天下りと勤続2、30年生が主な層だった。

何かが違う。まずみんな、フラットに話を聞いてくれる。色眼鏡で見てこない。

とてもしっくりきた仮説がある。
この違いは、世代の違いから来ているものだと。

我々ミレニアル世代は、最初書いたような時代変化になんとか食らいついてきたし、このような変化に対し、いつもワクワクしてきた。携帯も最新機種が出る度、買い替えてた。

一方、1つ上の世代は、そういう変化に追いついて行けず、昔は良かったなと懐古主義にひたっている。昔のオレは凄かったと武勇伝を語る。

同世代が受け入れてくれるのは、こういった自分の想定しない意見とか変化に対し、もう慣れてるんだと思う。人によっては自分と違う意見に対し、ワクワクするんだと思う。

政治でも世代交代を求める声が多いと聞くけど、僕らの世代が大人になって、ある程度地位をもってきたときに、懐古主義者がウザいと思い始めた結果だろう。

僕らの世代は、上の懐古主義者達に虐げられてきた。意見すら聞いてもらえなかった。

そんな苦しい経験をしてきたからこそ、下に控えるZ世代の意見も聞けるんだと思う。

これからの経済を回すのはZ世代、この世代の意見を聞けない企業は淘汰される。

なんとなく、虐げられてきた僕らの世代のモヤモヤが取り払われる時代がやってくるんだと、感じている。

やっと来たんだよ。ワクワクするぜ。



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