K. J. ford

自堕落かつ怠惰な日々。 受動的な映画、能動的な小説を主に。がしかし本を読むことがこの世…

K. J. ford

自堕落かつ怠惰な日々。 受動的な映画、能動的な小説を主に。がしかし本を読むことがこの世の中で一番嫌である。読書で我拷問。

最近の記事

Tokyo Life Story

お久しぶりですFord氏です。久しぶりの読書拷問明けでごさいます。映画の方はちまちまと載せているのですが、読書拷問の方は如何せん時間がかかる。この度は晴れて拷問が終了したので皆様にお届けしたいと。 東京の生活史 編集 岸政彦 とても興味深く面白い角度から切り込んだ一冊であった。 東京に住んでる住んでた150人の語り手と150人の聞き手がおりなす個々の人生模様。 シンプルな見た目に反し、中身は恐ろしく個人の歴史が詰まっていた。 共感、反感、喜怒哀楽。 大量の活字、活字、活

    • EXHUMA

      今回の映画は Exhuma korean 韓国系アメリカ人の家族にとりまく呪い。 シャーマンの弟子二人がその闇深い歴史と呪いに翻弄される。 韓国特有の暗く不気味さが感じれる映画である。 なぜ、辺鄙な山の中にぽつんと一つだけ墓石があるのか? 家族の誰かが知っている秘密とは? 祈祷シーンは不穏な空気が漂う。 アジアのホラーはじわりじわり首筋を絞められるかのような恐怖で、足を底冷えさせてくる。 西洋ホラーでは出せない感覚だろう。 しかしこの映画は 絶賛 Anti-Jap

      • ONE LIFE

        One Life 冒頭 In 1938, Hitler occupies Austria and demands possession of a region of Czechoslovakia: the Sudetenland. The leaders of Britain, France and Italy agree to his demand in the hope of avoiding war. The next day, Hitler's troops cro

        • LATE NIGHT with the DEVIL

          Late Night with the Devil Night Owls ドキュメンタリー/コメディー TV show occultismをテーマにした番組をハロウィンの夜に放送。 特別ゲストとして 超能力者、懐疑主義、超心理学者が出演。 70年代の画質調で生放送で地上波へ。 カラーとブラックアンドホワイトで一時間半私たちは視聴者となる。 司会を務めるジャック 肺がんで亡くなる非喫煙者の妻 超能力者のクリスト 何者からのメッセージを受け取り”ミニー” という人物を

        Tokyo Life Story

          Immaculate

          お久しぶりです。Ford氏です。皆様いかがお過ごしでしょうか?  納税労働の疲労困憊により悪夢を見させられていました。 先日、新しい映画を幾つか見ることができたので、 カタカタダカダカキーボードを打っていきます。 Immaculate immaculate: 汚れのない 【perfectly clean or in perfect condition:】 シスターセシリアという女性が幼少期に湖で溺れ、助かり、神が救ったと確信し宗教に目覚め、 後にイタリアの高級修道院への

          Dune: Part Two

          ご無沙汰しておりました。Ford氏です。 納税に勤しんでいました故、なかなか映画鑑賞出来ずにいました。オープニング週はお気に入りのスポットが取れないので2週間待ってようやく砂まみれになってきました。 今回は Dune: Part Two "Power over Spice is power over all" と、幕開け。 とにかく前回に引き続きスケールがぶっ飛び級に大きく、そして難解な話に置いてきぼりになる。原作はよりややこしく、戦う場面では、"起こった"だけの一言

          Dune: Part Two

          A Farewell To Arms

          どうも、お久しぶりです。Ford氏です。 この度読書拷問明け致しましたので、報告しに参りました。 A Farewell To Arms / Ernest Hemingway 第一次世界大戦下の男と女の愛。 ありふれた内容だか、なぜここまで長く愛されている作品なのか、それはこの物語を読んだ人こそ理解し味わえる内容であるとFord氏は思う。 戦争の内容よりも、フレデリックとキャサリンの物語が中心で、ページをめくる事に熱く醒めない互いの愛が構築されていく。 二人の他愛もない会

          A Farewell To Arms

          The People of Paper

          どうもFord氏です。  この度、読書拷問明け致しましたので、本に沿って奇々怪々に行きたいと思います。 今回は 紙の民 【The People of Paper】 Salvador Plascencia 紙の民と土星の戦い。 なぜ紙の民は戦わなければならなかったのか 土星の目的とは一体 かのるいてし指を何はルボンシの章各のこ 黒く塗りつぶされてしまった理由はどこにあるのか 隙██████とできないだろうか。 時てい置ていつい追に語物たましてそ。りぼきてい置を 間き着

          The People of Paper

          The Peasants

          引き続きFord氏です。 二本目 The Peasants Poland Peasants:農民 【耕作のために小さな土地を所有または借りている社会的地位の低い貧しい農民】 一言で云うなら Love and Hate  でしょうか。 村、排他的、宗教、愛、政略結婚、不倫、暴力 全てが、  紅葉の秋からから始まり 白銀の地が黒く影を落とす冬を越え 花が芽吹く春が通り過ぎ そして燃え照らす夏駆け巡る。 誰にも同情できない登場人物たち。 伝統や仕来りを重んじる村に存在する

          Out of Darkness

          どうもFord氏です。納税のため貨幣を稼いだあとに、 ふらっと2本映画を鑑賞し睡魔と戦っている。 一本目 Out of Darkness 一言で云うなら 未知の存在は恐怖である。 時代は遡ること 43,000, B.C. 気が遠くなるほど前の私達の先祖でも言うべきでしょうか。 6人からなる飢えに苦しむ一つの先住民グループ。 食料を求め旅に出る。 ある夜、"何か" に一人が連れて行かれる。 彼らが見た "何か" は一体何だったのであろう そして最後に何を思ったのであ

          Out of Darkness

          Democracy in the 22nd Century

          どうもFord氏です。 この度1日で拷問明け致しました。久々の日本語に各所の穴〃から喜びの汁が止まりませんでした。 今回は 22世紀の民主主義 成田悠輔 処々成田節そして辛辣であり、凝り固まった脳味噌をほぐしてくれるような内容。 やはり人類はどうも先入観、固定概念、etc に囚われ逃げられない民族なんだと再確認。 細部に犇々と感じずにはいられない、民を小馬鹿にした事をサラッと仰れるのが堪らなくFord氏の心を擽る。 ふと気づいたら成田氏が出ているyoutubeを覗き見

          Democracy in the 22nd Century

          The Letter of Vincent Van Gogh

          拷問明けFord氏です。この度、読書拷問が完了致しました。下書き程度に薄く書いていきましょう。 今回は Then Letter of Vincent of Van Gogh Goghが兄弟へ送った手紙を覗き見できる本で御座います。 読み終えて一言。 極めて退屈であった。 読んでいる最中、何度寝落ちしていたことか。 とにかく一通一通送る内容量が極めて多いこと。よく考えれば1880年代に携帯もスマートフォンも存在しない。それを考慮すればあながち手紙の枚数も増える。がしかしF

          The Letter of Vincent Van Gogh

          The Promised Land

          どうもFord氏です。 今日もふらっと映画を観てきたのでサラッと参りたいと思います。 The Promised Land (The bastard)Denmark/Germany Mads Mikkelsen 男臭く荒野と溶け込む静かな熱気。 舞台は1755年 Jutland moorland Ludvik(Mads) 25年間軍勤務を全うし退役しデンマーク王立裁判所から不動産建設の許可を得た。 荒野を耕しじゃがいもを育てようと奮起するが、土地の所有権を巡って争いが起きる

          The Promised Land

          American Prometheus

          どうもFord氏です。日本の方でやっと公開決定した映画 "OPPENHEIMER" 今回はその原作 American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer について、素麺を啜る速さで行きたいと思う晴天の日。 この本を一言で申し上げますと、 重い。物理的、肉体的、精神的に。以上 Indexを含め721Pageになっておりますゆえ、頭と精神面の拷問にとっておきの一冊である。著者 Kai Bir

          American Prometheus

          Sometimes I Think About Dying

          お初にお目にかかります、Ford氏です。 この度、Sometimes I Think About Dying をふらっと観てきたのでふらふらっと文字にしてみます。 垂々と書くのはあまり性に合わないので短く皆様のお手間を取らせないような仕様にさせていただきます。 Sometimes I Think About Dying Directed by Rachel Lambert written by Kevin Armento released January 19, 202

          Sometimes I Think About Dying