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エンタメ系YouTuberが心底いらないと思う理由

■本日のコラムの音声ver

■犠牲と破壊を促進させるエンタメ系YouTuber

最近、有名なエンタメ系YouTuberの動画がタイムラインに流れてきたから色々と動画を見てたんだけど、この1、2年でたくさん勉強して知識がついたから見えてる景色が全然違ってるから結構、衝撃を受けたんだよね。

勘違いされたくないので先に言っておくと、僕は彼らを僻んでるわけではないし、知識でマウント取りたいわけでもないし、何か1つを極めて結果を出すことに関しては凄いと思ってます。

でもどう考えてもこの世の中っておかしいよな、矛盾してるよなと思うことがあるんです。それは今から話すことを読めばわかります。

例えば、日本人No.1のYouTuberヒカキンさんはよく物品を配布する企画をやってますが、「 iPhone1,000万円分 」を見た時に僕はゾッとしました。なぜならiPhoneの山がアフリカの子どもの死骸や泣き顔の山にしか見えなかったからです。吐き気がしました。

多分ヒカキンさんはアフリカの子どもたちがスマホに使われるレアメタルという資源の採掘のために過酷な労働を強いられてる、場合によっては死に至ってる。そのような犠牲の元でスマホが生産されている現状やサプライチェーンのことも何もわかってないんでしょうね。人としての心を持ってる人がわかってたらこんなことできないでしょうから。

ヒカキンさんはきっと人としての心を持ってると人だと思う。ヒカキンさんはそういう顔をしてると俺は思うから。でも「 無知は犯罪 」って言葉があるように、どんないい人間であっても無知なら無意識に犯罪と言ってもいいようなことを悪気がないのにしてしまう。それが人間というものです。

加えて去年メンタリストのDaigoさんのホームレスをバカにした発言が炎上しましたがこれに関してもホームレスの方々が抱えてる事情を知らないからあのようなことがサラッと言えてしまうわけです。

ホームレスの人たちは生まれた環境が悪く、中卒の人や知的障害などを持ってる人とかが多いんですよね。つまり、なりたくてホームレスになったんじゃない、精一杯頑張ったけどダメだった、どうすることもできなかったって人もホームレスの中にたくさんいるんです。

あとはヒカルさんの動画もそうですが、ビッグマックを大食いしたという動画を最近アップされてました。

彼らは下記のバーチャルウォーターの現実を知らないと思うんです。

世界が深刻な水不足に陥ってる、水を巡って近い将来、戦争が起こるかもしれないと言われてる中でこんだけハンバーガー食べてるってことはこれでもし将来、戦争が起こったら責任重大なわけです。

あとは雨上がり決死隊の宮迫さんと焼肉屋を立ち上げたというのは少しだけ知ってましたが、メディアには二酸化炭素の排出のことばかりが出てきますが、実は牛が地球温暖化の最先端でどれだけ環境破壊を進めてるのかも宮迫さんもヒカルさんも知らないと思う。

※牛ついて知りたい方はこちらをどうぞ

大食い系YouTuberの方もそうですが、下記の谷やんさんという方のこの肉の動画とか大気汚染、海洋汚染、サンゴ礁の破壊、生態系の破壊を進めてることや飢餓に苦しんでる人や子どものことを彼自身わかってないと思うんです。

さらにかつてはヒカルさんの下記の動画のようなものに憧れていた僕ですが、昨日この動画を見た時はまるで自分の目線が変わっていたので驚きました。

例えば、動画に出てくる高級車なんてものは「 なくても生きていけるもの 」だし、高級車はハイオクな上に燃費悪いですから世界中の人たちみんなで使うべきあと40から50年したら枯渇すると言われてる有限な石油を牛耳ってる上に地球温暖化を進めてるわけです。

そう考えたら高級車なんていらないんです。高級車は人間の承認欲求を刺激して金儲けするために生産された破壊マシーンでしかない。

こんな感じで先進国を中心とした世界の富裕層のトップ10%が二酸化炭素の半分を排出している理由も彼らのSNSを見てると本当によくわかります。

ヒカルさんは中堅お笑い芸人にバカにされた件でここ最近話題になってましたが、

「 お前が30年かけて稼ぐ金をこっちは2~3年で稼いでるからな、なめんなよ!! 」

とおっしゃってるのもここまでのこのコラムを読めばここに書いてることを自覚してない、全然わかってないって言ってるに等しいし、おかしいことがわかると思います。

ちなみにもしヒカルさんが僕のコラムを読んだら「 雑魚が何を言うてんねん 」くらいにしか思わないんじゃないかな。笑 

■成功って何?成功者って誰?

確かに僕は彼らが寄付したり人並み以上に誰かに勇気を与えたりしてるのもわかるし彼らの断片を見て今判断してこうやってコラムを書いてる。それでも地球に及ぼしてる悪影響がどう考えても大きいとしか僕には思えない。

例えば、「 勇気を与えれるかどうか 」「 地球に住めるかどうか 」を考えた時に後者は言い換えたら「 人間が生きれるかどうか 」の問題なので後者の方がどう考えても大事なわけです。

僕には彼らに比べたらコンビニ強盗なんかめちゃくちゃ可愛く見えます。だからそんな彼らを成功者として世間の人は讃えるけど僕は彼らを成功者とは決して思えない。

それなら例えば2年前に大ヒットした『 人新世の「資本論」』の著者の斎藤幸平さんの方が断然、成功者と言えよう。下記の本、難しいけどおすすめです。ちなみに中田敦彦さんの動画でわかりやすく解説されてるのでまずは中田さんの動画見るのがいいかもしれません。

エンタメ系YouTuberを成功者として見てる多くの日本人は勉強してないから、ここに書いてるコラムのことを知らないから彼らを成功者として見て賞賛しまうわけです。結果的に生まれるのは勘違いと環境破壊の促進です。

そう考えたらエンタメなんて必要ないよね。エンタメがあることで得られるメリットよりデメリットの方が大きいとしか僕には思えない。エンタメは「 アホ大量生産ツール 」とでも呼びましょうか。

「 お金を稼いだらそれで成功なのか?稼いだ金額が全ての判断基準なのか? 」と考えた時にここまでのコラムを読んだのであれば「 違うよな 」ってなりません?

たとえお金を稼いでも稼ぐ過程で二酸化炭素、大量排出してたり、どこかで誰かが泣いてたりしてる、または稼いだお金の使い方でそうなるのであれば世界中の人たち、地球にとって迷惑でしかないと思いません?

まぁ資本主義社会である以上は誰かが絶対に犠牲になるけどさ。例えば俺が毎日カフェで飲んでるコーヒーもエチオピア🇪🇹などのアフリカの農家の人が低賃金で働いてる事実もあるから。

てか🇯🇵で言えば介護とか福祉みたいに社会に欠かせない重要な仕事をしてる人にはお金は流れずに、環境破壊を進めて視聴者に可処分時間を消費させるYouTuberにはお金が流れてるのもおかしいと思いません?

別の言い方をすると「 別になくても生きていける所 」にお金が流れてて「 なかったら生きていけない所 」にお金が流れてないってことです。

お金を稼いだ人がどうやってお金を稼いだのか、そして稼いだお金を何に使ってるのかをもっとしっかり僕ら1人ひとりが見ないと社会は決して良くなりません。

今日ここで書いたことをわかってないから「 お金を稼いだ 」という事実と結果だけで判断して賞賛するから勘違いが起こるんです。

ちなみに今の僕の成功の基準は「 どれだけ社会貢献できたか、他人に貢献できたか 」です。その上で金を稼いだのであれば凄いなと、尊敬するなと僕は思う。

稼いだお金はもちろん自分のために使うのもいいけどあらゆる知識を頭にぶち込んでおいてから自分のために使ったら自分のために使ってるつもりでもより社会のため、他人のために無意識に使えるようになるんです。これが正しい在り方でしょ。

僕がTwitterでフォローしてる人たちはフォローしておいた方がいいですよ。今確か45人くらいフォローしてますが、みんな真面目だろうし、優秀だし、勉強になります。世の中を良くしようと奮闘してる人たちばかりです。

このコラムの感想をいろんな人から聞きたいな。ぜひコメントして頂けると嬉しいです。以上です。





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